未明にかけてしぶんぎ座流星群が極大になるとの情報を得、楽しみに待っていたのだが、夕方から夜半にかけて狙ったような雪雲がみっしり。しかも寂しく諦めて明けた今朝はからりと快晴ときたもんだ。嫌がらせかコンチクショー!
と、天に怒りをぶつけてみても始まらん。万一にも逆鱗に触れて直撃弾など降らされてはツングース程度に近所迷惑でもある。今日はここいらで勘弁しといてやろう。
とか何とか天にかこつけて今日も寝正月を決め込みたかったのだが、ねこまは既に仕事始め、ひとりグータラ寝ていると帰宅した時の落雷が恐ろしい。それに自分も明日から通常勤務なので、このまま寝たきり中年していると社会復帰が難しかろう。
かくてもそもそ起き出して、掃除洗濯カレーの仕込みなどしつつ、古いビデオを整頓することに。本棚にみっしり詰まったやつを適当に抜いて、中身をチェックすべくデッキに投入。
1本目『妖怪ハンター ヒルコ』
2本目『七人のおたく』
3本目『ネクロノミカン』
4本目『ネメシス』
…えーと、おみくじ引いたら「ハズレ」が出たようなこのラインナップは何でしょうか。おのれで集めたものとはいえ、他にもっと一般路線のがある筈なんだが。
気を取り直して『広告批評』の「世界のCM」特集号を数冊並べておまけディスクを鑑賞。ネット上でも面白いのに出くわすとコレクションしているのだけど、捻りすぎてちょっと観では商品が分らないもの逆に直截すぎるもの、いろいろあって楽しい楽しい。お国柄も出るようで、セックスネタが露骨に出てるのがフランス、容赦のないブラックジョークはイギリス、金かけまくりのエンタテイメントはアメリカと、当てモノじみた眺め方もまた一興。
意外だったのが、海外版の日本企業のCM。車のパーツで構成されたインクレイディブル・マシーン(いやピタゴラ装置か)だの、野生動物の情景としてありがちなヌーの群れとワニの激闘を人間が演じているとか、ヒネリが利いてて実に愉しくかつ見応えがある。こういうのを国内でもやってくれたらいいのにな。それともウケないお国柄なんでしょうか、ニッポン?
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