日曜恒例TVタイム、昨日の『鋼の錬金術師』から鑑賞開始。修理のために帰郷する原作エピソードにちょっとした味付けを加えて、出来のいい小品になっている。故郷の人と会って会話の弾むエド、旧友を見て幼顔が思い出せず、己の記憶を危ぶむアル。この先で生じる哀しい疑いの伏線だけど、兄弟の間に微かな軋みが生まれた感じはよく出てたと思う。
にしても、その気まずさをドアもろとも破壊しに来るアームストロング少佐、いいキャラだよな〜。やたらめったら脱ぎたがりの点を除けば人品ともに申し分なし。ベテラン内海賢二氏の名演あいまって、ナイス筋肉おやぢ〜としか言えませんです。
ただ、一つ気になるんだけど…少佐、お年頃の妹さんがいらっしゃるんですよね?アンタいったい幾つッスか?
続いて特撮『アバレンジャー』&『仮面ライダーブレイド』。前者はラスト前で盛り上がり…の筈が、いまひとつ気合が入らない。FFシリーズみたいにしつこく食い下がるラスボスとか、ソレが乗り移った要塞を抑えるための戦闘とか、ファクターが地味なうえに演出がちょっと間延びしてて、緊張感が乏しい。バックアップの「恐竜や」の面々の避難シーンにちょっとだけドキドキした程度っすか。ええ、赤ちゃんバスケット下げたヤツデンワニの愛らしさに萌え?ですけどね。<ヤメレ
さて『ブレイド』、あっという間にライダーが3人になり、各人の個性が出てくるところ…なんだけど、イマイチ素顔の見分けがつかない。『龍騎』の時はこれでもかってぐらい個性的にして大人数をさばいていたのに、今回みんな神崎兄貴みたいな顔&髪型だから紛らわしいのなんのって。叫んだり怒鳴ったりの演技が多い割によくやってると思うんで、もちっとキャラを立てる演出をしてやって欲しいな。『アギト』とか『555』の出だしに比べれば、みんなさほど下手じゃないんだし。
しかし「裏切り」にショックを受ける主人公君、シナリオからすると容易く人を信じすぎつーか、思慮ってモンが無さ過ぎ。仕事だった筈のライダーや敵と闘う理由は全く知らない、出遭ったばかりの他のライダーを速攻で仲間認定、それはお人好しじゃなくてお馬鹿さんだ!ついでに言うと1話目にして失業したんだから君のライダーは仕事じゃなくてボランティアだ!まぁ先輩にしてからが仕事の中身をほとんど知らなかったようだから、五十歩百歩なんだろうが…イマドキの若いモンの職業意識はこんななのかのぉばーさんや。
水槽ケアのつれづれに、過日ねこまが買ってきた食玩『酒蔵紀行 銘酒造型乃世界』を眺める。カネボウ(残念ながらサイトは無い模様)製で一部のコンビニでしか扱っていない商品、しかもスケール1/5とあってあまり期待はしてなかったのだが、これが意外と出来がいい。ツマミもなかなかだし、メインの箱入り一升瓶は丸ごとムクの樹脂なんで重みもあって妙にリアル。思ったほど小さくもなく、12インチフィギュアに持たせると立派な酔っ払いオヤジの風景となった。あ、いや、立派じゃないですな、ハイ。
とはいえ、コンプして酒屋の風景を作るのもどうかと思うので、こいつは4、5個もあればいいかな。いずれシオンが大あぐらで酒盛りしてる写真でも撮ってやろう。<自殺行為
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