バレンタイン限定版チョコエッグを求めてパルコへ。人込み嫌いの行列嫌いとしては「1日800個じゃど〜せ買えないべ」と最初から投げモードで、それでも開店30分前に着いた・・・・の・・・・だが。
並んでますよオイ。既に80人。
(「おひとり様10個まで」という、オイルショック世代には懐かしい売り方なのだよ、うむ)
ちょっと意外だったのは、階段を埋めて並んでいる人々の中に、イマドキ風な可愛いお嬢さんが幾人も見受けられたこと。
1月30日の予想は外れで、エッガーな濃い兄貴たちにも可愛い彼女がいるということなのだろうか?それとも
1.チョコエッグ人気は既に一般婦女子を制圧している
2.マニアっ娘もイマドキはぷりちーである
3.可愛い娘さんに見えるが、実は濃い兄貴たちの変装である
ひゅうぅぅぅぅ。・・・・寒い考えになってしまった。即座にUターンして書店へ。
『ナショナル・ジオグラフィック』
付録が火星の地図とあっては見過ごせない。即ゲット。表紙を飾るコガネムシの記事もすごい。ほんとに黄金色のがいるたぁ思わなかったな。E・A・ポーのアレってあながち嘘じゃないかもしれんて。
『プラネテス(幸村誠/著、講談社)』
上のような動機でナショジオ買う人間が気に入らないワケがない。宇宙を夢や観念の世界として気宇壮大なスケールで描くのでなく、居住困難ながら生活する場として見せる「個人」の物語・・・・ちょ〜好みである。マイベストゲーの1つ『ポリスノーツ』で語られた放射線や宇宙病問題がゴロゴロ出てくるってのも気に入った理由のひとつじゃあるけどさ、とにかくイイわコレ。コミックス1冊の中で絵が急速に綺麗になってる過程も楽しめるしな。欲を言えばまだ「この人の絵」って強烈な個性は無いけれど。
『超少女明日香 聖痕編2(和田慎二/著、メディアファクトリー)』
新味が無いと批判する向きもあるだろうが、いつもながらの展開&明日香の活躍がファンには嬉しい。特に普段着モード!本筋のほうは悪人が過激にSMっぽくなって、お色気シーンも追加になってますが。よっ青年誌!明日香のセーラー服のヒミツも拝めてお買い得!<違うだろう
彼女の「実は私・・・・」あたり強引な気もするけど、こちとら『熊さんの四季』からのファンなんである。お付き合いお付き合い。ところで『ラムちゃんの戦争』また描いてくれんかなぁ。もちろん「ガバ」再登場で。
ザラメみたいな雪を踏みしめ、時計台にほど近い手芸用品店へ。模型野郎には実は専門店よりも宝の山だったりするんだよね、とか思いつつ樹脂粘土や人形用の小道具などコマコマと買う。こういう時いらんモノまで買ってしまうのが畜生の浅ましさ。ん?間違ってるような合ってるような。
さらに足を伸ばして家電店やら喫茶店やらハシゴしてる間に、ダチョウの卵で作ったお菓子を売ってるのに出くわした。クッキーやマドレーヌの類で、なかなか美味そうである。しかし僕が目を引かれたのは、やっぱ卵そのものだった。
う〜んデカい。動物園やなんかの標本では拝むけど、間近で、しかもでっかいカゴに山盛りになってると迫力があるよなぁ。いっぺん目玉焼きにしてみたいと、誰しもそう思うのじゃなかろうか。いや別にゆで卵でもいいけどさ。
とは思ったものの、本気で中身入りにチャレンジするには相方のお許しが必要である。今日のところは諦めることにし、代わりに殻を購入。これに模型とか人形とかチョコエッグを飾るとなかなか楽しいのじゃなかろうか。
とりあえず、まずは
こんなトコで。卵に始まり卵に終わった1日であった。