台風の影響で終日雨。とはいえ小ぶりな台風が、日本北上の半ばで勢いを失ったものだから、雨粒こそ大きいが風はほとんど無い状態。まっすぐに地面にぶつかる軌跡を眺めるのはなかなかに楽しい。室内にいるか、汚しまくってOKな服に裸足で戸外に立てるときには特に。
で、早起きしてそんな雨を楽しんでいたら、日曜朝の特撮コースを録画しそこなった。タイマーセットしていたものの、昨夜から電源を入れっぱなしだったのに気付かなかったのだよな。これも台風の被害にカウントしていいだろうか? <阿呆
そんな雨の日にも関わらず、珍客がやってきた。去る
5月25日に餌付けした…というか、餌を渡して遊んでもらったカラスである。ずぶ濡れにもかかわらず、庭木の梢で元気に呼ばわっているのが腕白らしくて愉快だ。いや、腕も何も、真っ黒ですけど。
しかし今日はヤツの気に入りのチクワは無い。で、朝飯の残りのゆで卵を置いてみると、見事に咥えて飛び去った。結構重いと思うんだが、さすがのパワーである。
しかし、その後の経過を見ていると、近くの川岸で分解して、黄身だけを草の間に丁寧に隠していた。
それっきり、帰ってこない。
何を考えてるカラス。それは食い物だって分かってるか?物陰とはいえ雨の中に卵の黄身なんて、明日になったら溶けて流れてると思うぞ。
とは思ったが、いかんせん僕はドリトル先生ではなく、ローレンツ博士がソロモン王から受け継いだという指輪も持っていないのだった。今度長めの休みが取れたら、せめて「ききみみずきん」でも探すとしよう。
かくて傘があっても遊びに出たくない怠け者として、午前中をダラダラと過ごし、これではいかんと発起して午後からは労働。例によって部屋の片付けと掃除、水槽のケアに植物の世話…って、なんか老人じみてるなあ。別にいいけど。
で、掃除の途中ふと日ごろ触れない内窓に、白い影が映っているのに気付いた。窓を斜めに横切る線は、蜘蛛の巣にしては太すぎる。なんだろうと内窓を開けたら。
窓に穴が開いてるよ、おい。
線のほぼ真中、窓に対しても中央近くに、丸い穴が開いている。どうみても何かがぶつかった跡だ。過去の戦歴(っておい)を思い出すに、BB弾のように思われる。
そういえば、数日前に窓の下で犬が激しく吠えていた。常ならぬ声に、窓を開けて周囲を見渡したが特に目に付くものもなかったが…もしかして、あの時か?しかし犬を狙った流れ弾にしてはあまりにも外しすぎだ。よほどのへっぽこシューターだな、ふん!青二才め!
ってまぁ、真面目に考えれば、犬を撃って吠えられて飼い主の窓を狙ったってセンだろうけどね。ただ、この犬(アイヌ犬・3歳)は我が家のじゃないんだけど、いずれにしても、犬だの他人様の窓などを狙うクソガキには正義の鉄槌が必要であろう。ボウガン・スリングショット・火炎瓶を用意、あとは落とし穴に竹槍ぐらいで勘弁しといてやるが。大人をナメんじゃねぇぞ小僧。 <いや、それ大人のすることちゃうし