ねこまの
ン10
ン回目の誕生日。詳しくは過去の同月同日を参照…しなくていいです、はい。テキが後で睨んでいますんで。
猫又がさらに古く甲羅を経ただけの日を祝うのも業腹ではあるが、先ごろ買いととのえた机周りの収納ツールなどを求めるべく、街へと出てゆく。まずは無印良品ショップで下見。寸法に合いそうなものを見定めたところで本屋へ寄り道。去る
4月30日に物欲神に打ち克ったことを、かの神の使徒いや神官長にして憑坐、いやいや
生ける物欲神の御座所(しかも胡座をかかれている)と言っても過言ではない『グッズ山のシジフォス』『クラインの財布』こと奇妙愛博士に誇ったあたりである。これについては
博士の日記で天罰を予言されていたのだが、なんのことやあらん、品切れの憂き目には遭わなかった。保留しといた『始末屋ジャック 悪夢の秘薬(F・ポール・ウィルスン/著、大滝啓裕/訳、扶桑社ミステリー )』上下巻を手に意気揚揚と売り場を離れる。
しかし途上、ゴーリーの『うろんな客』のポストカード・ブックを見つけたのを皮切りに、欲しい本が増える増える。『北野勇作どうぶつ図鑑 その1・かめ(北野勇作/著、ハヤカワ文庫JA』同『その2・とんぼ』を、『かめくん』も読まなくてはなぁと思いつつ手に取る。かと思うと懐かしき『密室殺人傑作選(H・S・サンテッスン/編、山本俊子・他/訳、ハヤカワ・ミステリ文庫)』が、今市子表紙の『幻想ファンタジー夢幻夜話アイズコミックス』が、次々と目にとまるではないか。しかも、これは己の分だけであるから後は推して知るべし。レジに着いた時には既に小山が出来ていたのであった。
げに神のみわざは人の子の知り得るものではない。考えてみりゃ〜クトゥルフ神話の主人公たちも、異形と戦ってるつもりで、ある日ふと気付くと海へ還ったりしてたもんなぁ。ひとたび物欲神の洗礼を受けた者がセーブして欲しがるなんて器用な真似は出来っこないのだ。「求めよ、さらば嫌になるほど与えられん」とも言いますし。<言わんて
かくて本と収納ケースの山に、心ばかりのケーキを載せて帰宅。ちなみにケーキは所謂デコレーションタイプではない。今日この日にソレを買おうとすると、鯉幟だの兜だの金太郎さんだのが天辺にのさばってる仕様になるのである。
あとはひたすらのんびりと片付けものしつつ茶を喫しつ録画した『アバレンジャー』&『555』眺めつ日を終えた。両方ともなかなか盛り上がっていて嬉しい限り。前者はハジケた展開が、後者は(ちと古典的ご都合主義に溢れてはいるが)交錯してゆく人間模様が、それぞれ見せるものがある。思い切り引いているので、来週が楽しみなところだ。
ところでこの4日ばかり、全くPCに触ってない。閑古鳥農場と化してるあっちのサイトはいいとしても、溜まったメールの処理が怖い。週の前半に片付けば御の字ってところであろうか。1対1のやり取りは確実なれど遅延も招くもの、やっぱこっちにも掲示板つけようかなぁ。って掲示板でも遅レスしまくりなんだけどもさ。