短いながらも正月休みが取れそうなので、篭城用糧食としてあんこ製造。今回はいろいろ調べて、究極の手抜き製法を目指してみた。手順は以下のとおり。
1)前夜からたっぷりの水に漬けておく。
2)水を捨て、かるくすすいで炊飯器へ。小豆の2〜3倍の水を加え、炊飯スイッチオン(途中で水気が無くなったら、熱湯を足す)。
3)炊き上がったら何粒かつまみとって固さをみる。指でつぶせるぐらい柔らかくなったところで豆が浸る程度を残して余分な湯を捨て、鍋に移す。
4)砂糖(水に漬ける前の小豆と同量)を加え中火で煮る。アクが出たらすくって捨てる。
5)砂糖が溶けきったあたりで火を止め、寒いところへ鍋を持っていって2時間ほど放置。
6)冷めたのを再度中火にかけ、木べらで混ぜつつ煮詰める。
7)適度な固さになったら塩を振り入れて火を止め、よく混ぜて完成。
煮る作業を炊飯器任せにし、かつ放置タイムを設けて味を染ませるというダブル手抜きで完成したブツは、そこそこの出来栄え。ただ、いつもより多少甘味がとんがってる感じがするのは気のせいか。とりあえず今後も実験を重ねて、より旨くて手が抜けるあんこ作りに励むとしよう、冷凍庫の容量が許す限り。
作業の合間に点けっぱなしのTVを眺めていたら、有馬記念の実況が始まった。史上初の無敗の4冠馬が出るかどうかの大勝負だそうで、競馬場を埋め尽くした人波の密度の高さったら、ほとんどホラーだった。
が、直後に画面に映ったのが一点染み無き白馬3頭、これが美しいのなんの。お馬とお金の駆けっこに興味のない半生を過ごしたおかげで知らなかったのだが、これはパドックから競技場への誘導役なんだそうな。こういう生き物を見物できるなら、競馬場も悪くないな。
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