過日の備忘 2005  [上]に戻る
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 日記的なものとか、書籍やビデオやゲーム等のちょっとした感想みたいなものとか。

2005.12.31 記

 au by KDDI CDMA1X/CASIO G’zOne TYPE−Rのスケジュール機能…最大100件という制限が、二ヶ月分の予定量で2/3を超えそうで、少々辛いかも、と(爆)。
 畢竟「おまけ」機能ではあるので、これなら、HPにスケジュールなcgiを入れてEZwebで参照・更新、の方が現実的? とか考えたりも(^^;…もっとも、12/31現在、EZwebは使ってませんが(未申請)。


 2005年の趣味的総括 ...last update 2005.12.31

 各ジャンル毎に印象に残っているタイトルを挙げます。

現実
 小惑星探査機「はやぶさ」

小説
 神野オキナ『あそびにいくヨ!』(既刊8巻)メディアファクトリー/MF文庫J
 須賀しのぶ『流血女神伝』(既刊21巻)集英社/コバルト文庫
 月見草平『魔法鍵師(ロックスミス)カルナの冒険』(既刊3巻)メディアファクトリー/MF文庫J
 高里椎奈『フェンネル大陸 偽王伝』(既刊4巻)講談社/講談社NOVELS
 小林めぐみ『食卓にビールを』(既刊5巻)富士見書房/富士見ミステリー文庫
 渡瀬草一郎『空ノ鐘の響く惑星で』(既刊9巻)メディアワークス/電撃文庫
 仁木健『Add(アド)』(既刊3巻)角川書店/角川スニーカー文庫
 豪屋大介『A君(17)の戦争』(既刊8巻)富士見書房/富士見ファンタジア文庫
 榊一郎『イコノクラスト!』(既刊4巻)メディアファクトリー/MF文庫J
 内田響子『聖者の異端書』中央公論新社/C・NOVELS FANTASIA
 小川一水『老ヴォールの惑星』早川書房/ハヤカワ文庫JA
 扇智史『春は出会いの季節です アルテミス・スコードロン』エンターブレイン/ファミ通文庫
 新城カズマ『サマー/タイム/トラベラー 1、2』早川書房/ハヤカワ文庫JA
 笹本祐一『裏山の宇宙船』朝日ソノラマ/SONORAMA NOVELS

ノンフィクション
 国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト(http://4d2u.nao.ac.jp/)

ムック類
 宮武一貴『宮武一貴マクロス&オーガス デザインワークス』ムービック
 横山宏『マシーネンクリーガー Vol.2 クロニクル&エンサイクロペディア』大日本絵画
 横山宏『マシーネンクリーガー・イン・アクション・バンドデシネ』大日本絵画

コミックス
 荒川弘『鋼の錬金術師』(既刊11巻)SQUARE ENIX/ガンガンコミックス
 篠房六郎『ナツノクモ Spinning web』(既刊5巻)小学館/IKKI COMIX
 河内和泉『機工魔術士−enchanter−』(既刊9巻)スクウェア・エニックス/GANGAN WING COMICS
 日渡早紀『ボクを包む月の光 −ぼく地球(タマ)次世代編−』(既刊2巻)白泉社/花とゆめCOMICS
 森小太郎『STRAY LITTLE DEVIL』(既刊2巻)メディアワークス/DENGEKI COMICS
 カサハラテツロー『RIDEBACK』(既刊4巻)小学館/IKKI COMIX
 あずまきよひこ『よつばと!』(既刊4巻)メディアワークス/DENGEKI COMICS

映像
 監督:鶴巻和哉『トップをねらえ2!』(既刊4巻)GAINAX/TOP2委員会、バンダイビジュアル/DVD

ゲーム
 PlayStationPortable『PSP(PSP−1000)』Sony Computer Entertainment Inc.
 PlayStationPortable『ARMORED CORE FORMULA FRONT』FROM SOFTWARE
 PlayStation2『ワンダと巨像』Sony Computer Entertainment Inc.

フィギュア等
 食玩/フィギュア『ANAオリジナル ユニフォームコレクション』ANA、メディアワークス(http://www.astyle.jp/figure/)
 フィギュア『GUNDAM FIX FIGURATION #0025 RX−105 クスィーガンダム』バンダイ

楽曲
 島谷ひとみ『Garnet Moon/祈り』avex trax/CD
 有坂美香『LIFE GOES ON/時の砂漠』Victor/CD
 ビバッチェ Bivattchee『太陽の真ん中へ』Sony Music Records inc./CD

2005.12.18 記
 先日、PCV−J12に追加した I-O DATA USB2.0 インターフェイス USB2-PCI4 と、外付けHDD BUFFALO HD-H250U2(USB2.0/USB1.1対応 ハードディスク)の組み合わせですが、繋げた状態でハードウェア MPEG−1/2 エンコーダ I-O DATA GV-MPEG2S/PCI でビデオ・キャプチャをしようとすると、音声が途切れがちになってしまうことが判りました。
 隣り合うPCIスロットに装着しているためか、CPU性能かメモリの転送速度が限界なのか、利用可能なメモリ量が足りないのか、原因は判りませんが、とりあえずUSB2.0に何も付けないようにすれば、エンコードは問題なく行われるようです。

 携帯電話の機種交換をしました。
 今まで使っていた機種は、たぶん2000年か2001年に入手したはずなので、ほぼ5年ぶりの交換、になるでしょうか。
 au cdmaOne/Panasonic C308Pから、au by KDDI CDMA1X/CASIO G’zOne TYPE-R、への機種交換です。
 なぜか前の機種のアドレス・データが吸い出せなかったので、手入力でデータを移項する仕儀と相成りましたが、ほとんどデータはないので無問題でした(爆)。
 バッテリーの経年劣化と思われる消耗の速さと、最近の大型液晶の表示性能であれば、スケジュール/買い物物件備忘録として使えるかな、と言うのが、機種交換の目的だったりします。

2005.12.16 記
 [好物への徒然/小説/茅田砂胡]の、『暁の天使たち』&『クラッシュ・ブレイズ』の削除の言い訳(;´Д`)。
 …唐突に、「好物」に入れていることに耐えられなくなってしまったので(爆)、思い切って消してしまいました。

2005.12.15 記
 小林めぐみ『食卓にビールを5』富士見ミステリー文庫 読了(2005/12/13 読了、2005/12/12 購入)。

 収録8篇中、書き下ろしが6篇、とゆ〜、お得なんだか何だか(;´Д`)な。
 今回は、[軌道塔あんぎゃ]のネタにもなっていただいた「食卓にビールはありますか☆魔王篇」が、オチは禁断のアレではありますが多重に効いているのでワタシ的にはOKかな、と思いました。他の作品も、登場キャラではなく展開で楽しめたのが多く、『4』よりもワタシの好みの作りでした。

2005.12.10 記
 重い本たち
 読みでがあるのは悪くない、ですし、読みたいと思ったモノですけど…文庫とか、分冊にしない訳ってあるんでしょうか(;´Д`)。

2005.10.26 記
 2005.10.24 の「国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト(http://4d2u.nao.ac.jp/top.html)」。
 その「4D2U NAVIGATOR」がっ!! いにしえ(笑)の「パワーズ・オブ・テン」の現代的なFLASH版、と言えば近いでしょうか。
 [DEPARTURE]を左クリックすると、ワイヤーワーク(?)でクルクルと自転する模式的な地球が描画され、画面下の[+]で拡大(接近・視野が狭まる)、[−]で縮小(後退・視野が広がる)し。最大まで縮小して視野を広げる(ずっと[−]を左クリックし続ける)と、最後には宇宙の果てを一望して。
 線画ですけど、これが宇宙、ですね。

2005.10.24 記
 「野尻ボード(http://www.asahi-net.or.jp/~XB2N-AOK/)」の掲示板で知った、「国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト(http://4d2u.nao.ac.jp/top.html)」。
 その「コンテンツダウンロード(http://4d2u.nao.ac.jp/t/var/download/)」から入手できるプログラム「Mitaka(ミタカ)」が面白いです。視点を色々と動かして見ています。

2005.10.09 記
 特撮『ウルトラマンマックス』円谷プロ・CBC 第15話「第三番惑星の奇跡」(2005.10.08 に視聴)。

 土曜日の朝、ふと気づくと放送開始時刻から十分ほど経っていて(爆)、今までに視聴した同番組の内容の、自分の好みとの乖離感から、ここ数回は未視聴だったのですが、なんとなく、でも期待せずにチャンネルを回しまして。

 画面では、マックスが怪獣に必殺技を炸裂させたところで。
 爆散した怪獣はフィルム逆回し効果で復元し、自己改造能力を持っているらしく身体を変化させ、受けた攻撃をそのままマックスに撃ち返し、マックスは身悶えして悔しがりながら(−−;退却して。
 怪獣は、そのまま大規模な破壊を周囲に振り撒き、都市部は廃墟と化して。
 DASHの女性隊員と少女が部屋の扉越しに会話し、少女は炎上する都市部へと向かい。
 廃墟の中で休息する怪獣の前で、少女が横笛を吹くと、怪獣は全身を楽器に変えて。
 マックスは、DASHの自動車に乗り組んだ少女とDASH女性隊員を手に空中へ。すると、怪獣も追尾を始め、宇宙空間へと飛び出して…終幕。

 少女の熱演と、少女の奏でる音楽で怪獣が楽器化するシーンに、胸を打たれました。
 思わず、「これが最終回だったら!」と口にしてしまったり(核爆)。

 でも、幕引きの「上手いまとめ方を思い付けなかったので、うやむやにしてしまえ〜」な感じの投げ出し方には、それまでの感動が半減してしまいました。
 いったいマックスは、あの終幕の後で怪獣をどこに連れて行き、どんな後始末をしたのでしょう。木星か土星の中に沈めでもしたのでしょうか、それとも冥王星かどこかに氷漬けに? あるいは、太陽系外に放逐して「後は知らな〜い」とか?(;´Д`)

 あと、怪獣の楽器化は、少女とDASH女性隊員とマックスだけでなく、大勢の人々が見守るシーンにして欲しかった、と感じました。

 私は、「戦うこと」の意味を考えさせる記念物として、DASH基地の上に末長く鎮座させるべきではなかったか、と思いました。ヽ(`Д´)ノ …都市部の壊滅の様子からすると無理難題な気はしますが。


 ところで今更ですが。

 アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』TBS系 で終盤に登場したオーブのMSアカツキは、メビウスゼロ→エグザスの系譜に属するMAにして欲しかったかも、と。
 デザイン的には《金色のエルメス&ビット》で、能力としては、ビーム・シールドとビーム反射装甲と障壁展開ビットのみで、一切の能動的攻撃兵装を持たない設定で。

 ロゴス・ジブリールを要求するザフトがオーブを攻めるシーンでのアカツキには、相手の攻撃を阻止・反射するだけ、であって欲しかった、と思ったので。

2005.09.23 記
 小林めぐみ『食卓にビールを4』富士見ミステリー文庫 読了(2005/09/12 購入)。

 む〜。今回は特別に印象深かったモノが出てきません(;´Д`)。
 内容的には、ばらえてぃキャラもの編、みたいな?


 月見草平『魔法鍵師(ロックスミス)カルナの冒険 2 《銀髪の少年鍵師》』MF文庫J 読了(2005/09/21 購入)。

 友人/ライバルとなる新キャラクター二人、アネルカとスターリングが登場。
 魔法鍵師(ロックスミス)資格試験を展開の主軸に、前回の物語の続きを絡ませて、上手く物語世界を展開させている印象を持ちました。
 アネルカには、次回以降も登場して欲しい、と思いましたが、はたして(笑)。

2005.08.29 記
 内田響子『聖者の異端書』中央公論新社 読了(購入:2005.07.26 読了:2005.08.29)。

『気心の知れた××××も腹を見透かす▲▲▲▲▲▲も、決してわたしを誤解しない。それは確かに心地よいけれども、それでしまいだ。わたしはこの先ずっと素のまま、何も変わらないだろう。
 ひきかえ真正の◎◎◎◎◎◎は、いつもわたしを誤解していた。でも、善意に誤解されると、買い被られると、自分が少しはましな人間であるように思えた。そして少しは彼の誤解に近づきたいと、己れを向上させるよう努力を続けられるのではないかと思えたのだ。
 わたしが願った通りの人生を生きたいと望むのなら、やはり◎◎◎◎◎◎でなくてはならないのだ。』(P164)
 主人公の少女が、終生の伴侶に求める要件、です。
 なんという上昇志向(違)、なんという野心(爆)、なんという利己主義(笑)。
 なんとなく那州雪絵(漫画家)の作品の登場人物を思い浮かべたりしたり(;´Д`)。

 剣と魔法の世界での物語、ですけど、いまいち「世界」が主人公の冒険ためだけに存在させられてしまっている印象を持ちました。まあ、小説世界は基本的にそういうもの、かもしれませんが。

2005.08.17 記
 NHK・みんなのうた・2005年8月の新曲の『トゥモロウズ ソング』GOING UNDER GROUND(http://www.nhk.or.jp/minna/)を、今日、初めて視聴しました。
 母子家庭らしい、母親と男の子の、夏の日常(?)を描いたアニメーションの色彩が、心地よく視聴できました。
 で。
 ふと、この穏やかなアニメーションの状況設定に、何か「驚き/意外性」を加えるとしたら、と考えて、大島弓子「七月七日に」を思い出してしまいました。m(_;_)m

2005.08.05 記
 新城カズマ『サマー/タイム/トラベラー 2』ハヤカワ文庫JA の印象(購入:2005.07.25 読了:2005.08.05)。
 小松左京『結晶星団』ハヤカワ文庫JA
 小隅黎『超人間プラスX』金の星社

 読了直後の感想…なんで「J」で出さなかったのでしょう。作者氏が、JAの体裁、かつ、二冊、を望んだ、のでしょうか。

 二点。
 P167・7行目「懸命な判断」←文脈からすると「賢明な判断」では?
 P275・4行目「ただの不思議な女の子」←ここは「少し不思議な女の子」でないのが不満、と言うか惜しいと言うか「勝った」(爆)と言うか(つまり、他は全敗ですが ^^;)

2005.07.09 記
 我が家のPlayStation2は『SCPH−10000』SONY COMPUTER ENTERTAINMENT でした(過去形)。

 昨夜、PlayStation2『絢爛舞踏祭』SONY COMPUTER ENTERTAINMENT をプレイ中、突然フリーズ。一時間少々セーブしてなくて、ぶつぶつ言いながら本体の電源をOFF→ONで再起動。データをロードして、さて再開、とプレイヤーキャラを移動させ始めて、再びフリーズ。じゃあ止め、と、電源を切り(待機電源はON)、就寝(;´Д`)。
 翌朝。電源を投入し、別のゲームを立ち上げ、プレイ開始して一分も経たない内にフリーズ。えいくそ、と、電源のOFF→ONで再起動すると、なんと、OS(?)起動の途中…闇の中で光点が旋回する画面…でフリーズ。

 …これはもう「壊れた」と判断。約五年間、お疲れさまでした。

 とゆ〜ことで。
 本日、PlayStation2『SCPH−70000CB』SONY COMPUTER ENTERTAINMENT を購入。
 やや小さく薄いPS2(黒)です。電源がケーブルのみから結構大きなアダプター付きに変わったのが、取り回しの点から言うと少々の難点、でしょうか。
 あとは、DVD±RのDVDビデオが、旧型(ユーティリティディスク Version 1.01)では映像は出るのに音声が出なかったのが、最新のDVDプレーヤー・バージョン3.10では正常に再生され、ちょっと嬉しかったり、です…ユーティリティディスクを更新すれば旧型でも正常な再生ができたとは想いますけど(^^;。

2005.07.01 記
 大山玲『THE FISHBONE』エンターブレイン BEAM COMIX 購入&読了。
 『月刊アフタヌーン』講談社 に連載(1995年12月号〜1997年8月号)されたもの。
 ちょ〜現実的な世界で、よくわかんない登場人物(?)たちが、持てる力を徹頭徹尾利己的に遠慮会釈なく揮い、適当な成り行きの果てに『真夏の夜のユキオンナ』のオチと似たような締めくくりで終わる噺、ではないかな〜と解釈したりしなかったり。
 主人公(?)のパートナー(?)のラプトル(?)が良い味を出してると思いました。

2005.06.28 記
 月見草平『魔法鍵師(ロックスミス)カルナの冒険』MF文庫J の感想(購入:2005.06.24 読了:2005.06.27)。
 購入の動機は、表紙絵のインパクトで(爆)。

 [鍵]に対して、作者氏は一家言を持っているのか、単に「呪文で封印」というのではなく、[魔法鍵]という道具が「なるほど」と納得できるレベルで設定されていて、論理的に鍵を解錠してゆく点に好感を持ちました。
 話としては、出張した師匠から店を預かって、初めて自分ひとりで仕事を請けて報酬を得るエピソードが良かったです。

 読んでいる間、「魔法鍵師(ロックスミス)」の位置づけの曖昧さが引っ掛かってました。
 宮廷魔法使いと魔法鍵師とが職業として出てますが、でも、他に魔法関係の職種が出て来ないのは何故? とか。
 いっそのこと、この物語世界の魔法体系を[鍵]を主題にして纏めてしまう…鍵魔法!(^^;…とか、伝説の魔法使いが魔法鍵師を名乗っていて、師匠はそれに対抗して私的に名乗っている…師匠以外に魔法鍵師はいない…とか、にした方が、個人的には納得できたのに、と思ってしまいました。


 新城カズマ『サマー/タイム/トラベラー 1』ハヤカワ文庫JA の印象(購入:2005.06.19 読了:2005.06.28)。
 笹本祐一『妖精作戦』ソノラマ文庫。あるいは、平井和正『超革命的中学生集団』ハヤカワ文庫SF。
 岩本隆雄『鵺姫異聞』ソノラマ文庫。
 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア/伊藤典夫訳「故郷へ歩いた男(The Man Who Walked Home)」(『故郷まで10000光年』ハヤカワ文庫SF)。

 なぜ、口絵は縦ロールぢゃないの?ヽ(`Д´)ノ
 ハミイーにだけ、違和感を。
 現実…奇病、放火、汚染、人間…は、どう絡むのか。

2005.06.25 記
 アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』TBS系 「Phase−36 アスラン脱走」。

 ミーア・キャンベル…良いです、十分です、それでこそです(爆)。奢らず溺れず上手く立ち回って生き残って欲しいです。

 アスラン・ザラ…前作で得たはずの支え合う相手であるカガリ・ユラ・アスハから離れてしまったのが迷走の始まりだったのかな、と。
 カガリのために、と動き出したのに、古巣を牛耳る奸智に長けた指導者の言に惑わされ、最初の方針を見失って何も出来ず状況に流され、そうした消極的な受け身・日和見の態度に、周囲から疎まれ疑われ孤立して、それでも方便を許せず我を通し、それ故に好意を寄せる者を巻き込んで墓穴を掘って。
 機を見るに鈍。悪い意味での完璧主義者。暴走気味のリーダーを抑える慎重居士の副官役が相応? 八方美人であることを止めて、ただ一人だけに忠誠を誓うことが出来れば、と。
 …そんなことを思った次第。

2005.06.22 記
 夏見正隆『たたかう!ニュースキャスター III 嵐を呼ぶ整形魔人』朝日ソノラマ SONORAMA NOVELS 読了(購入:2005.04.30)。
 主人公・桜庭よしみに、二人目の親友・栗原秋美ができる話、かつ、星久美子・財務省首席主計官と整形魔人の紹介編? な感じで。

 整形魔人…[可愛い娘にイタズラを仕掛ける]レベルの幼稚な犯罪者、ではないか、と解釈。
 容姿端麗な者から美を奪うことで、その美が誘引している富を散逸させる、とか言ってますが、その対象は[妙齢の美女]だけで。なぜ美男子は無視するのか、と(爆)。そして世の中を平等にする、と言うのなら、なぜ平均値の底上げをこそ目指さないのか、と。突出した美を壊すより、美醜の水準を引き上げることの方が、よほど万人に受け入れられる、生産的な行動であると思いますが。
 今回の行動を見る限り、整形魔人とは、妙齢の美女の美を自分の手で破壊することに快感を覚える変質者、だと私は断じます。

2005.05.19 記
 本日、2005.05.01 に発注した『ANAオリジナル ユニフォームコレクション』が届きました。

2005.05.09 記
 アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』TBS系 「Phase−29 FATES」。

「ならば私が変える、全てを。戻れぬと言うのなら、初めから正しい道を」
 ギルバート・デュランダル。タリア・グラディス。ラウ・ル・クルーゼ。レイ・ザ・バレル。
 以下は、とあるHPで「子供レイがタリアに似ている」という一文を読んで、ふと思い浮かんだネタです〜。
 ***
 自身の欲するタリア・グラディスを得るために、デュランダルは、クローンを使った光源氏計画を企てる。
 ところが、得られたものは男児。そして、タリア・グラディスの遺伝子からは男児しか得られないことが判明して、デュランダルは計画を破棄する。
 それから数年後、一人の少年を連れたラウ・ル・クルーゼがデュランダルの下を訪れる。
 少年は、かつてデュランダルが棄てた、タリア・グラディスのクローンだった。
 クルーゼに説得されたデュランダルは、少年の後見人として親代わりになることを決心する。
 ***
 クローンで性別が変わり固定される理由、変態仮面(クルーゼ)がそんなことをした理由、どんな言葉で説得したのか、等は何も考えてません〜(核爆)。

2005.04.23 記
 神野オキナ『あそびにいくヨ!6 ぎゃくしうのビューティフル・コンタクト』メディアファクトリー 購入&読了。
 …つまりビューティフル・コンタクトは、たぶんこの物語の世界中に数多あるんだろ〜な、とか思えてきた、「犬の人(や鳥の人)」が地球人類の世論操作・予断形成のために組織した[第五列]組織のひとつだった、と?
 鳥の人…グーブルー?(;´Д`) 基本的に種族的な性格設定がこんなだとしたら、犬の人の現状の確立に暗躍してたり、とか疑いたくなりますが(「大佐」とかも犬の人ですし)、果たして。
 クリスマス・プレゼント…「着床」と言うと、まず地上側施設or装置を? 個人的にはぐるりを[リボン]で結んで欲しかった、です〜。次巻以降の完成が楽しみです。

2005.04.19 記
 ロバート・リード 伊藤典夫・訳『地球間ハイウェイ』早川書房・ハヤカワ文庫SF 読了。

 たぶん、購入したのは出版直後だったと思います。
 無数の平行世界の地球を結ぶ通路〈輝き〉を、それを造った〈創建者〉を求めて渡る〈巡りびと〉の物語…なんですけど。
 気宇壮大な設定は、でも、物語の中の[敵]の存在理由のためだけの設定でしかない、と思えます。〈輝き〉や〈創建者〉の謎解きは、もしかすると作者氏は用意してなかったのではないか、と感じてます。
 読後感は、肩すかしというか、なまじ口当たりよくしようとして、変な料理になってしまった、みたいな。もっとこう、枝葉を刈り込んで短く、たとえばグレッグ・ベアの『鏖戦』みたいに描いて欲しかった、と。
 思い返すと、登場人物たち(特にカイルやビリー)の[物語のための道具]っぷりは非道い(;´Д`)、と思えます。
 なんとなくですが、レイ・ファラデイ・ネルスン 矢野徹・訳『ブレイクの飛翔』早川書房・ハヤカワ文庫SF のイメージを、中盤から後半を読みながら少しだけ(^^;連想したりしました。

 水月郁見『護樹騎士団物語 螺旋の騎士よ起て!』徳間書店・TOKUMA NOVELS Edge 購入&読了。
 後半で、あ、出渕裕『機神幻想ルーンマスカー』富士見書房 な世界設定? と思ったり(爆)。
 ナイトマスカーしかいないのか、ルーンマスカーがいるのか、は次巻以降でしょうか(違)。

2005.03.22 記
 原作/森薫 著/久美沙織『小説 エマ 1』ファミ通文庫 購入(2005.03.21)&読了。

 表紙・折り込みピンナップ・口絵・挿絵は、全て原作の作者である森薫氏の描き下ろしで。挿絵はなんと、スクリーントーンなし、で一寸びっくり。

 物語は原作コミックのエピソードを踏襲しつつ、小説らしくエマやウィリアムやケリー先生の内面を明確に叙述しています。
 漫画では表情や動き、画面のレイアウトや効果線や擬音、等で読者に[感じ]させる[キャラクターの感覚や感情のあれこれ]を、小説では文章を駆使して、文字通り[明文化]する/できるんだよなぁ、と、我ながら歪んだ感心の仕方をしたりして(;´Д`)。
 加えて小説は、そういった[描写]にどれほど紙幅を費やしても、極端な場合、全く時間を進めなくても良い訳で。[一瞬の連続]を連ねて物語る漫画とは、全く違った[物語る技法]が必要となり、そこが著者の腕の見せ所のひとつになる、のだと私は思ってます。

 内容で驚かされたのは…
 ・エマの視力
 ・ハキムの口調
…でした。

 リチャード・ジョーンズの内面描写がないのは、多分に意識しての処置ではないかな、と思ってます。

 主人公たちの内面描写には、特に違和感は覚えませんでした。丁寧に注意深く、原作の描写を分析し解釈し咀嚼しているんだなぁ、と感じてます。

2005.03.01 記
 磯本つよし『東京クレーターのアカリ boost1』少年画報社 購入&読了。

 エアバイクの飛翔原理は?
 東京に隕石が落ち、特異な環境になっている(隕石由来の生物相の変容もある)…では、東京以外の世界の現状は?
 …この2点が気になって、いま一歩、没入できませんでした。
 エアバイクについては、『紅の豚』的な飛行機でも問題ないのでは? と思えたり。
 世界設定については、次巻以降で明かされることに期待、ということで。

2005.02.26 記
 監督・脚本:もりたけし『戦闘妖精少女 たすけて! メイヴちゃん』バンダイビジュアル 購入&視聴。

 自虐的な愚痴話。低調&貧弱なアクション&演出。書き割りな背景。
 唯一、キャラクターの原画は綺麗だと思えましたが、良かった探しもそれくらいしか。
 私的には。
 本編から飛翔する翼たちの映像を素材として持ってきて、それに戦闘妖精少女たちの楽しく飛び回る画を加えた、12〜13分くらいのミュージック・クリップな感じの小品で十分だったんですけど〜 ヽ(`Д´)ノ。

 アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』TBS系 「Phase−19 見えない真実」の感想。

 ミーア・キャンベル、すてきー(え〜。
 や、まぁ「どこの[りんみんめい]ですかぁ」と言いたくなったのは確かですケド〜(;´Д`)。
 それにしてもザフトの一般人な方々におかれましては、いくらカリスマ的アイドルとは言え、そしてあの議長が色々と画策しているとは言え、挙措が全く以前と違う感じに豹変した者を、何の疑いもなく同一人物だと見なしてしまっているのは、コーディネーターとしての本質に関わる問題とは言えないだろうか? と、ふと思ったり思わなかったり。
 そして議長閣下。[ロゴス]という秘匿(?)名称まで把握していながら、相手が使嗾者たちに具体的な行動を取らせるのを待っていたのは何故? 本音では「私が支配するプラントがロゴスに取って代わるのだ」と思っているのではないか、という陰険陰謀説が脳裏をグルグルとして来るではありませんか(笑)。
 あと、アスラン・ザラの今回の言動は、完全に繰り返しギャグ、としか(;´Д`)。
 …制作者の皆さんが目指すものが、私には想像もつきません。それはもう「見えない真実」としか言えないものだと思いますた(核爆)。

2005.02.21 記
 小林めぐみ『食卓にビールを3』富士見ミステリー文庫 読了(購入は 2005/02/11 に行きつけの本屋さんで)。

 「食卓にビールはありますか☆廃墟篇」が、こう[違和に沁み入る無常の声](いみふめ〜)で、あ〜とうとう我慢できなくなって真面目ってるぅ、と言いたくなるほどの感動篇でステキでした。
 それにしても、ばらえてぃ連作集で、雑誌掲載作が8篇中2篇、と言うのは作者氏もあとがきで零されてますが「どうなの、そのサイクル」と言えなくもないような気がしないでもありません…でも面白いから正しいようにも思えるので良し、ということで。