軌道塔あんぎゃ:小説(国外) ...last update 2009.01.05  [上]に戻る

 ノンフィクション/  小説(国内)/  小説(国外)/  コミックス/  映画・ビデオ,他
 凡例
著者
 書名  出版社、叢書名
 詳細

アーサー・C・クラーク
 楽園の泉  ハヤカワ文庫SF
 地球・インド洋の架空の島(セイロン島?):カーリダーサの塔
 遙かなる地球の歌  ハヤカワ文庫SF
 とある星:恒星間宇宙船の搭載艇の装備(?)のテザー・システム
 2061年宇宙の旅  ハヤカワ文庫SF
 地球・赤道(パナマ等):6000kmの長さの、ダイアモンド製の六本の軌道塔(その内の一本は『パナマ・タワー』という名称)と、それに繋がる〈世界を取り巻くリング〉
 3001年終局への旅  ハヤカワ文庫SF
 地球・赤道上:アフリカ、アジア、アメリカ、パシフィカ(太平洋圏)に1本づつの軌道塔と、それらを繋ぐリング
グレゴリィ・ベンフォード
 星々の海をこえて  ハヤカワ文庫SF
 地球:スカイ・フック
 エリダヌス座イプシロン星・とある惑星:軌道塔
 光の潮流  ハヤカワ文庫SF
 銀河核恒星系・とある惑星:木質の、生きた(?)ロータベータ
アーサー・C・クラーク&グレゴリィ・ベンフォード
 悠久の銀河帝国  早川書房
 銀河核恒星系・とある惑星:木質の、生きた(?)ロータベータ
チャールズ・シェフィールド
 星ぼしに架ける橋  ハヤカワ文庫SF
 地球・サンチャゴ・キト:ビーン・ストーク
 ニムロデ狩り  創元推理文庫SF
 地球・サンチャゴ・キト:ビーン・ストーク
ロバート・L・フォワード
 竜の卵スタークエイク  ハヤカワ文庫SF
 チーラ星・東極:スペース・ファウンテン
ドナルド・モフィット
 星々の聖典星々の教主  ハヤカワ文庫SF
 火星・ダイモス:テザー・システム
 第二創世記  ハヤカワ文庫SF
 くじゃく座デルタ:ダイソン球殻の構造の一部
 父星(ナー):軌道エレベーター(オービタル・リング・システム)(計画のみ・直接的な描写なし)
 地球?:スカイフック
ブライアン・W・オールディス
 地球の長い午後  ハヤカワ文庫SF
 地球=月:蜘蛛の糸(?)
コードウェイナー・スミス
 ノーストリリア  ハヤカワ文庫SF
 地球:地球港
 アルファラルファ大通り  『鼠と竜のゲーム』ハヤカワ文庫SF 所載
 地球:地球港
フレデリック・ポール
 ゲイトウェイ3ゲイトウェイ4  ハヤカワ文庫SF
 地球・ナイジェリアのラゴス他:ロフストロム・ループ
 『帆船種族』母星:ロフストロム・ループと同等のシステム
デイヴィッド・ブリン
 サンダイバー  ハヤカワ文庫SF
 地球:ニードル
グラント・キャリン
 サターン・デッドヒート  ハヤカワ文庫SF
 地球:豆の茎(ビーンストーク)(計画のみ・直接的描写なし)
ロバート・J・ソウヤー
 ゴールデン・フリース  ハヤカワ文庫SF
 地球・ケニア:スカイ・エレベーター
 エータ・ケフェイ星系:第四惑星赤道の宇宙エレベーター(ダイヤモンド製)
グレゴリイ・フィーリイ
 酸素男爵  ハヤカワ文庫SF
 月:チコ・タワーとルナ・フライホイール(ボロ・システム?)
 地球=月:紡錘(スピンドル)(宇宙エレベーター?)
スティーヴン・バクスター
 天の筏  ハヤカワ文庫SF
 重力定数10億倍の異宇宙・燃え尽きた恒星の核:衛星軌道上の〈ベルト〉から核へと垂らされた〈鉱床エレベーター〉
グレッグ・ベア
 天界の殺戮  ハヤカワ文庫SF
 恒星レヴァイアサン・第6惑星:一千キロメートルの高さを持つ種に覆われている
 同・第8惑星:三個の月から直径2〜3キロメートルのケーブルが惑星表面に垂れている
 同・第14惑星:上層大気に浮かぶ直径何百キロメートルものプラットフォームから針のような《井戸》が高圧帯に伸びている
リンダ・ナガタ
 極微機械(ナノマシン)ボーア・メイカー  ハヤカワ文庫SF
 地球・インド付近:軌道エレベータ
 幻惑の極微機械(ナノマシン)  ハヤカワ文庫SF
 陥穽星:全長五万五千マイルの宇宙エレベーター
キム・スタンリー・ロビンスン
 レッド・マーズグリーン・マーズ  創元SF文庫
 火星:パヴォニス山を地上側とする、全長:約三万三千キロの軌道エレベータ
テッド・チャン
 バビロンの塔  『あなたの人生の物語』ハヤカワ文庫SF 収録
 地球(?)・バビロン:バビロンの塔
チャールズ・ストロス
 シンギュラリティ・スカイ  ハヤカワ文庫SF
 地球から約70光年の距離にある星間帝国(?)・新共和国の、皇帝が居住する惑星の赤道付近(?):ビーンストーク
『ビーンストークは宙軍駐屯所の上に、究極の旗竿のようにそそり立っていた。静止軌道のやや先までのびている、ダイヤモンドイド・ポリマーからなる四本の先細り円錐は(略)。ブロンズ色の弾丸型エレベーターが、そのエレベーター・ケーブルを滑るように上下していた。エレベーターが到着するまでには、まるひと晩かかる。(略)いにしえの神戸(コーベ)の”さらりいまん”のために設計された睡眠カプセルの雛型にもとづいてつくられており、厳しい体重制限がある(略)。』(P51)
 アイアン・サンライズ  ハヤカワ文庫SF
 二十四世紀の太陽系・『最縁の巨大ガス惑星』(P77)(土星? 海王星?):『新たに奇妙な産業リングをまとい』(P77)
 同・地球:『キリマンジャロの高みやパナマ中部から静止軌道へダイヤモンド・ワイヤの糸がのびていた』(P77)
 植民惑星・ニュードレスデン:『軌道昇降施設(スカイフック)』(P231) 『(ニュードレスデンの)「ビーンストークで軌道までのぼるのに、最低でも三時間はかかる」』(P432)
『(前略)座席をいっぱいに倒し、加速による不快な圧迫が消えるのを待った。二Gしか出ていなかったが、それでも歩くのは不可能だし、コップを持ちあげるのもひと苦労だった。透明な天井ごしに、宇宙エレベーターの青く輝くケーブルがどんどんうしろへ流れてゆくのが見えた。エレベーターは、一秒間に数回ずつ結び目を通りすぎながら、果てしない糸をたどっていた−−ブーストコイルの球状の殻がエレベーターを目に見えない磁気の通路につなぎとめているのだった。』(P435〜P435)
『(前略)チャイムが鳴った。エレベーターが減速してくるりと反転し、胃もでんぐり返りをした。加速が再開され、鉛のように重い網を全身にかけられたようになった。「約十九分後に第三降機区画に到着いたします」と乗務員がアナウンスした。「到着の二分まえに一Gまで減速いたしますので、トイレのご利用はそれからになさってください」』(P438)
『(前略)一連のチャイムが鳴り、エレベーターカプセルがふたたび反転して、景色がごくゆっくりとうしろへ流れていくなめらかな金属壁に変わった。乗務員が「第三軌道乗り換えステーションへようこそいらっしゃいました」とアナウンスするまえに、(略)は安全ベルトをはずしていた。』(P440)

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