秋山瑞人 ...last update 2004.09.16  [上]に戻る

『イリヤの空 UFOの夏 その1〜その4』電撃文庫
  購入:その1・2001/10/06、その2・2001/11/09、その3・2002/09/07、その4・2003/08/10 

 ようやく、出てすぐ買って積んでいたのを、4冊一気読みして。

 その1
 伊里野加奈ほかの女性陣は駒都えーじ画(ぱんつはいてない)で。浅羽直之は猿飛肉丸or小野寺剛士…つまりなぜか、まあ背は高からず低からず、けどスレンダーではない脳内画像が(『エスパー魔美』の高畑?)。部長は「電撃大王」の『こみっくパーティー』のなんとか(Googleったら九品仏)大志。
 そんな感じで。
 浅羽夕子は『学園戦記ムリョウ』の村田双葉あたり?

 その2
 イモビライザー…イ・モビル・ァイザー、動かないようにする機械、な感じ?(Googleればすぐですが) 認証機能はどこまで偏執的になるのでしょ〜、と半秒くらい遠い目。
 砂漠に公園。「まだペンキも乾いてなかった」(P71) いったいどこからだしてくるのでしょうこんな
 −−よけいなお世話だ。(P73)が初出? この文は、この後も何回か出てて、三回目か四回目(そんなにあったか?)の出現に一寸だけ、数えようか・嫌、と一秒で却下して。
 P87、最後の一行。脊髄反射的に「ゆるしませんよそんなハレンチな」と応じて。その裏の並列タスク(笑)で、一男一女の母親をしてる妹の肌が荒れてたこととか、その妹が帰省した時に持ち込んだ[ノートPCwithウィルス感染済み]にウィルス除去やウィルス・チェッカー導入を施し、最後に Windows Update をしてる時、無防備に舟をこぎ始めた様子を思い出し。
 十八時四十七分三十二秒。祭。ダンス。これ以降、最後まで読み終えた後も、腕時計のことが気になって気になって気になって。渡せ譲れ贈れ告げろ隠すな証だよと言え、と。そうならなかったので、一生の宝物か秘めた思い出のよすがか、にしてるんだろうな、と落胆のような得心のような。

 その3
 鉄人定食…実際に挑んだヒトがいらっしゃるようで(Google以下略)。
 P124・13行…『その2』の番外編は、この一行のためだけに存在した? あるいは逆に、この一行が番外編の元?
 白髪。一気にシリアスというか疾風怒濤というかカタストロフというか。部長はてっきり「語る死す」かと(嘘)。
 ようやく、この作品って、どこかに『妖精作戦』へのオマージュ/挑戦があるのか、とか、『新世紀エヴァンゲリオン』なのは編集の意向か、とか。やってないから憶測ですけど『高機動幻想ガンパレード・マーチ』とか今。

 その4
 吉野。夢、が冷めて/夢から醒めて、幻想は滅び反動は無慈悲で、省みられることは無く。
 校長…その魂は空を歩み?


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