機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 思案/私案/試案  [上]に戻る

 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 2期。
 公式サイト: http://g-tekketsu.com/

 夜明けの地平線団騒動。
 アーブラウとSAUの軍事衝突・鉄華団地球支部の奮闘と撤収・マクギリスとラスタルの確執の表面化。
 マクギリスから鉄華団への「火星の王」提案・MA騒動。
 テイワズ内紛・タービンズ壊滅・鉄華団のテイワズ離脱。
 マクギリス騒乱・鉄華団壊滅。
 ギャラルホルン民主化・火星圏自治へ・ヒューマンデブリ救済へ。

 ***

 2期思案/私案/試案。 *** 2017.04.07 改稿 ***

 宇宙海賊・夜明けの地平線団を追っていたギャラルホルン/アリアンロッドのイオク・クジャンは、テイワズ/ジャスレイ・ドミコルスに、情報提供と協力を依頼していた。

 タービンズ/名瀬・タービンは、宇宙海賊・夜明けの地平線団の宇宙艦隊を、鉄華団・イサリビ/ガンダム・バルバトスルプスの協力を得て、暗礁空域に誘い出して討伐する。

 ジャスレイ・ドミコルスと名瀬・タービン、イオク・クジャンと鉄華団の間に確執が生まれる。

 地球の経済圏が独自の武力を持ち始めている状況を危惧したラスタル・エリオンは、影の盟友ガラン・モッサを使い、アーブラウとSAUの紛争に介入し双方の消耗を誘わせ、不採算による縮小〜非武装化を目論む。

 地球に戻ったイオク・クジャンは、ラスタル・エリオンの思惑を知るとガラン・モッサと接触し、アーブラウの鉄華団地球支部を磨り潰すよう提案して、ジャスレイ・ドミコルスと共謀する。

 ジャスレイ・ドミコルスの妨害に気付いたタービンズ/名瀬・タービンが、鉄華団地球支部に赴き妨害を終わらせる。
 妨害が無くなった鉄華団地球支部は、火星からの増援と、マクギリス・ファリドの協力により、ガラン・モッサの相互消耗戦術の手駒を駆逐する。
 逃亡しようとしていたガラン・モッサたちは、鉄華団に追撃され死亡する。

 アーブラウとSAUの武力衝突は、マクギリス・ファリドの仲裁で講和に到る。

 鉄華団はテイワズ/マクマード・バリストンから、火星のレアメタル鉱山の管理を任される。

 組織としての鉄華団の更新を図るため、鉄華団地球支部が引き上げられる。
 火星に戻る鉄華団地球支部の人員と共に、火星を訪れたマクギリス・ファリドが鉄華団に「火星の王」の話を持ち込む。

 鉄華団が管理するレアメタル鉱山で、ガンダム・フラウロスとMAハシュマルが発見される。

 ノブリス・ゴルドンは、マクギリス・ファリドに随行してきたヤマジン・トーカからMAハシュマルの情報を告げられ、強引に入手しようと手駒から海賊崩れのMS集団を派遣する。
 海賊崩れのMS集団に反応して、MAハシュマルが起動してしまう。

 鉄華団の全戦力と、マクギリス・ファリドが連れてきていた小部隊とで、MAハシュマルを迎撃し、ガンダム・バルバトスルプスの超人的な戦闘力で、かろうじてMAハシュマルを破壊する。

 MAハシュマルを受領しに来ていたノブリス・ゴルドンは、激しい戦闘に巻き込まれて死ぬ。

 三日月・オーガスの身体が、バルバトスに阿頼耶識で接続していないと上手く動かせなくなる。

 大破したガンダム・バルバトスルプスは、テイワズ/歳星で改修を受け、ガンダム・バルバトスルプスレクスに変わる。
 また、ガンダム・フラウロスが鉄華団仕様に改修される。

 地球に戻る船の中で、マクギリス・ファリドは阿頼耶識を得る処置をヤマジン・トーカの手で受ける。

 地球に戻ったマクギリス・ファリドは、ギャラルホルン本部でガンダム・バエルを起動させることに成功する。

 月のアリアンロッドにマクギリス・ファリドが赴き、ラスタル・エリオンに「自分がアグニカ・カイエルを継ぎガンダム・バエルを動かして見せるから、私をギャラルホルンの王として認めろ」と迫るが、ラスタルは「ギャラルホルンはアグニカ・カイエルを否定する組織だ。ガンダムなぞ厄祭戦の尻尾であり、切り捨てるべきものだ」と返し、決裂する。

 ジャスレイ・ドミコルスに名瀬・タービンの排除への協力を依頼されたイオク・クジャンは、名瀬たちに犯罪の濡れ衣を着せて追い詰めると、ジャスレイ・ドミコルスの艦隊と共に、名瀬たちを襲撃して謀殺する。
 救援に出た鉄華団・昭弘/ガンダム・グシオンリベイクフルシティは間に合わず、しかしイオク・クジャンを道連れに死亡する。
 逃げ出したジャスレイ・ドミコルスの艦隊は、鉄華団・イサリビ/ガンダム・バルバトスルプスレクスに討伐される。

 ラスタル・エリオンはギャラルホルンへの襲撃とイオク・クジャンの殺害を理由に、鉄華団を犯罪集団と名指しして公式に糾弾し、討伐を宣言して自身が指揮するアリアンロッド艦隊を火星に向けて発進させる。

 鉄華団はテイワズから脱退し、ラスタル・エリオンのアリアンロッド艦隊を迎え撃とうとする。

 マクギリス・ファリドはギャラルホルン本部でアルミリア・ボードウィンと対話した後、ガンダム・バエルに乗り込むと、そのまま地球外縁軌道統制統合艦隊でラスタル・エリオンのアリアンロッド艦隊を追う。

 アリアンロッド艦隊に追いついたマクギリス・ファリドはガンダム・バエルで出て、ラスタル・エリオンに帰順を促す。
 そこにガンダム・キマリスヴィダールに乗るガエリオ・ボードウィンが現れ、決闘を申し込む。
 バエルとキマリスは共に大破して擱座する。
 操縦席から出たマクギリス・ファリドは、左半身が動かなくなっていた。
 マクギリス・ファリドを追って操縦席から出たガエリオ・ボードウィンは、下半身が動かなかった。
 二人はラスタル・エリオンの指示でアリアンロッド艦隊に収容されるが、ラスタル・エリオンを撃とうとしたマクギリス・ファリドを、ガエリオ・ボードウィンが射殺する。

 ラスタル・エリオンは鉄華団に最後通牒を告げる。

 イサリビで出撃していた鉄華団/オルガ・イツカは、テイワズ/マクマード・バリストンに「自分(てめえ)の死で、団員たちを生かせ」との助言を受け、鉄華団の「死」と団員の救命への発想を得る。

 オルガ・イツカは、クーデリア・藍那・バーンスタインを経由して、地球のアーブラウ/蒔苗東護ノ介に、オルガ・イツカと三日月・オーガスを除く鉄華団団員の保護を依頼する。

 オルガは言う。
「お前ら、そのジャケットは捨てて、死ぬまで生きろ。俺が鉄華団の紋を背負って、落とし前を付けてくる」

 オルガ・イツカの説得を受けた鉄華団団員たちは、タービンズの助力を得て、火星と木星と地球とに別れて避難する。

 アトラ・ミクスタは三日月・オーガスの子供を身ごもる。

 オルガ・イツカと三日月・オーガスを火星に戻す時間を稼ぐため、シノ/流星号=ガンダム・フラウロスがアリアンロッド艦隊を足止めし、破壊される。

 ギャラルホルン/ラスタル・エリオンとテイワズ/マクマード・バリストンとアーブラウ/蒔苗東護ノ介の間に、鉄華団団員の救命についての密約(身分を変えたものについては追究しない)が口約束として成立する。

 オルガ・イツカと三日月・オーガスは、火星の鉄華団本拠地に立てこもる。

 オルガ・イツカは、本拠地の丘に多数の土塚を作ると、それに一人一人の名前を刻み、各々の鉄華団団員のジャケットを被せ、
「これは鉄火団団員、全員の墓だ」
 と、討伐部隊を率いるジュリエッタ・ジュリスに語る。
「団員全てを、殺したのか」
 と愚直に問うジュリエッタ・ジュリスに、オルガ・イツカは、
「もう鉄華団は俺たち二人だけだ」
 と答える。

「そして、これが鉄華団の落とし前だ」
 とオルガ・イツカは天を示す。
 上空からイサリビが落下してくる。

 落下したイサリビにより、鉄華団の本拠地は跡形もなく消し飛ぶ。

 緊急退避したジュリエッタ・ジュリスの討伐部隊の前に、大破したガンダム・バルバトスルプスレクスが、胴体だけになった獅電オルガ機を抱えて現れる。

 ジュリエッタ・ジュリスがガンダム・バルバトスルプスレクスの頭部を斬り取り、決着を宣言する。

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 上記[2期思案/私案/試案]の特徴は、「ダインスレイブなんて無かった」、です。

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 3期仮想。 *** 2017.04.07 改稿 ***

 火星の孤児院で働く眼鏡っ娘シスター、アルミリア・モンタークは、知人の技師ヤマギに運ばれて来た、大怪我をしたライドと出会う。

 アリアンロッドの技師ヤマジン・トーカが開発した異形の無人MS。
 ミョルニル(バルバトス/フェンリルデバイス/三日月),レーヴァテイン(グシオン/ヨトゥンデバイス/昭弘),グングニル(フラウロス/ロキデバイス/シノ)。
 ヤマジン・トーカは、自分が開発したMSの性能確認として、火星でMAを見つけ出し撃滅する、という危険に過ぎる試験を企んでいた。

 非正規活動の疑いがあるヤマジン・トーカを追って火星に来たギャラルホルン監察部隊には、ギャラルホルンの医療部門に入っていたフウカ・ウノが居た。

 クーデリア代表との交渉のために火星に来ていた、地球の政治家秘書タカキ・ウノは、妹フウカ・ウノと火星で再会する。

 アルミリア・モンタークは、火星に来たばかりのヤマジン・トーカから、改装されたキマリス・フェイカー(エイハブ・リアクターをヴィダール式に偽装したバエル/バエル・カーディナル)を受け取って/押し付けられていた。
「ヴィダールのアインデバイスは壊れたし、バエルの方が素のガンダム・フレームで弄り甲斐があるし。せっかくだから、すり替えておいたのさ」

 アルミリア・モンタークは、マクギリスの足跡を辿る中で、阿頼耶識の処置を受けていた(処置者はヤマジン・トーカ)。

 MAを発見したヤマジン・トーカは、無人MS3機を向かわせる。
 ところが、MS3機はMAと戦うことなく停止してしまう。

 複数のMAが覚醒し、集団を形成しながら火星全域へと広がりつつ無差別破壊を開始して、ヤマジン・トーカは行方不明に。

 火星全域に避難指示が出され、地球のギャラルホルンからは、ジュリエッタ司令が率いる討滅艦隊が発進する。

 タカキの説得で、ライドは雷電号に乗り、アルミリアのキマリス・フェイカーと共に、火星住民の避難を手伝う。

 テイワズ/タービンズの協力の元、クーデリア代表の指揮で、火星の住民の8割が宇宙に逃げ出す。2割は避難が間に合わず/避難指示に従わず、MA集団に蹂躙されてしまった。

 生存者を探すアルミリア/キマリス・フェイカーは、停止状態の無人MS3機を発見する。
 無人MS3機は、キマリス・フェイカーの接近を感知すると動き出し、アルミリアの前に恭順の姿勢を見せる。

 アルミリアは、ライド,タカキ,ヤマギと合流する。

 アルミリア・モンタークは、キマリス・フェイカー改めバエル・カーディナルとミョルニル,レーヴァテイン,グングニールを使い、MA集団の駆逐を決意する。

 ライドはミョルニルに、タカキはレーヴァテインに、ヤマギはグングニールに、それぞれ搭乗することに。

 目標はオリンポス山に眠るMA「混沌の母」(謎)。…「西遊記」のイメージ?

(未完)

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