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2009年03月20日
Mac Pro [ 雑記 ]

メインで使っていたG5 QuadがApple Care期限切れになったので、観念してMac Proを買いました。なかなか発送されないなあと思っていたらちょうど新型発表の時期にぶつかっていて、Apple Storeから「実はまだ発送してないんだけど、新型にしとくかい?」みたいな連絡が来ました。ちょっと悩みましたが、ハードウェアの初物は回避するのが基本なので、旧型のままにしときました。CTOでビデオカードをGeForce 8800GTにして、メモリ(16GB)とHDD(1TB)はApple Storeだと高いんでDo-夢で買いました。
Appleのサイトのパフォーマンス新旧比較データはなかなか姑息ですね。ハイエンドモデル同士を比較して「1.X倍!」とか言ってやがるんですが、新型では標準モデルのクロックがかなり低めの2.26GHzになっているので、ハイエンドモデルではなく標準モデルで新旧世代を比較した場合にはこれほど大きな差にはなりません。MacRumorsのCINEBENCHのスコアで新型標準モデル2.26GHzと旧型標準モデル2.8GHzを比較すると、マルチスレッドで新型が5%アップ、シングルスレッドでは新型が1%ダウンという結果です。実作業の体感速度に影響するのは主にシングルスレッド性能なので、標準モデルに関してはぜんぜん性能上がってないともいえますね。
ということでうちの旧型2.8GHzですが、やっぱG5と比べると歴然と速いですよ。本番レンダリングの待ち時間であれば、多少遅くても複数のマシンを使っていればどうってことないんですが、困るのはアニメーションのプレビューです。複雑なリグのキャラクターの場合、G5だとエディタビュー再生では10fpsくらいしか出なくて、まともなプレビューを見るために毎度プレビューレンダリングしてました。それがMac Proだと、エディタビュー再生で25fps以上出ます。2.5倍! レンダリングスピードだとシングルスレッドで1.5倍ぐらいなので、ビュー再生にはCPU以外にもいろいろ影響してるんでしょうね。もちろんプレビューレンダリングも同じぐらい速くなってます。
面白いんでプレビュー再生をキャプチャしてみました。緑色のメーターがCPUモニタ、ビューの下段中央に出てる「FPS」ていうのが再生フレームレートです。ちなみにどっちもマルチコアだからか、ムービーキャプチャが足を引っ張ることはないみたいです。
Mac Proのプレビュー再生
G5のプレビュー再生
あとMac Proのいいところは、音が非常に静かなことですかね。G5は最初こそ静かだったんですが、なんだか年々うるさくなってきまして、レンダリングしながら同じ部屋で寝るとか不可能な感じでした。当初から動作音には個体差がかなりあるという噂だったしね。Mac Proはものすごい静かです。いまのところ、フル回転してても小さく「スー」っていうぐらいで、目覚まし時計の秒針や加湿器が蒸気出す音のほうが大きいです。これなら寝れます。
G5からMac Proへは「移行アシスタント」を使ってデータを引っ越ししました。いちばん最後の「アプリケーションに必要なデータを移行しています」とかいうところで「残り1分」のまま1時間ぐらい経ったときはかなり不安になりましたが、完了してみれば万事OKでした。例によって環境そっくり引き継がれてて、マシン変わった感じがしない見事な引っ越しぶりです。PowerPC機からIntel機への引っ越しですが、現行ソフトはみんなUniversal化されてるんで大丈夫みたいです。
Macの各種設定ファイルのうち、一部のハードウェア関係のものは引き継がれずデフォルトになってました。あと、PhotoshopやIllustratorのライセンスは再認証が必要でした。このへんは想定内。CINEMA 4Dはライセンスは生きてましたが、R11は初期設定ファイルの格納フォルダがインストール毎にユニークなので、旧フォルダから新フォルダへ設定ファイルをコピーしてやる必要がありました。これも知ってたけど。