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2006年04月24日

MoGraph(2) [ CINEMA 4D R9.6 ]

 MoGraphをモーショングラフィックスでなく、オブジェクトのランダム配置ツールとして使ってみた。

 オブジェクトマネージャはこんな感じ(Nullは整理のために使ってるだけでMoGraph的には必要ない)。

060424_mograph_2.gif

 まず、デコボコ地形は平面オブジェクトにMoGraphの「ディスプレイスデフォーマ」を適用して作る。従来のマテリアルの「変位」だと、変形が適用されるのがレンダリング時になるため、変形した状態を別のオブジェクトに渡すことができず、変形されたサーフェスに合わせてオブジェクトを配置することができない。ディスプレイスデフォーマならエディタの段階で実際にジオメトリが変形する。メッシュ密度はオブジェクトの配置に必要な程度にとどめておき、それ以上のディテールはマテリアルでサブポリゴン変位とバンプを使って表現する。

 で、キノコのオブジェクトを「クローナー」でデコボコサーフェス上に配置する。この際、単純なランダム配置にするとクローン同士が重なってしまう部分が発生したり、密度にばらつきがありすぎたりする。

060424_mograph_5.gif

 そこで、クローンの配置は「ポリゴンの中心」とし(頂点やエッジでもいいけど)、配置のばらつきはランダムエフェクタによる位置のオフセットと、ポリゴン選択タグによる制限で案配する。

060424_mograph_3.gif

 また、地形の水をかぶってる部分にはキノコを生やさないようにするのにも、ポリゴン選択タグが必要。平面オブジェクトをポリゴン化し、ダイレクト選択ツールで水面から出ている部分をグリグリなぞってテキトウにポリゴン選択範囲を作る。あとはキノコに屈曲デフォーマを適用し、ランダムエフェクタをデフォーマの適用度・位置・スケール・回転・マテリアルのカラーに効かせ、クローン毎の個体差を出す。

060424_mograph_4.gif

 これ手作業でやれって言われたらちょっと勘弁してくださいって感じなので、使いどころがある人にはすごく有難いんじゃないですかね、MoGraph。

投稿者 ヒロツ : 2006年04月24日 20:33

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コメント

なるほど、ポリゴン選択範囲ですか。
ランダムエフェクタ良いですねえ。使いどころがいっぱいありそう。(というか、標準機能にランダム系がないのが…)
もしかしてディスプレイスデフォーマをつかえば、変位マップのプレビューも出来ますか?

投稿者 kurosawa : 2006年04月24日 22:17

>>変位マップのプレビュー

ディスプレイスデフォーマはデフォーマなのでエディタで確認できます。でもメッシュを細かく割ると重いんで、やっぱ上記のようにおおまかにはディスプレイスデフォーマ、ディテールはSPDっていうふうに使うのが現実的だと思います。

エフェクタ類はともかく、直列と格子の複製ジェネレータは標準機能として無いのがおかしいんで(なんで円形の配列だけあるんだとか)、R10あたりで整理したほうがいいんじゃないかと思いますねえ。

投稿者 ヒロツ : 2006年04月25日 04:47

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