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2005年09月23日

CINEMA 4D本 きた [ CINEMA 4D R9 ]

 SUPER GUIDE、やっと僕の手元にも来ました。著者の手元に届くより書店に並ぶほうが早いというのは資本主義経済ってやつでしょうか。

 実物を手に取ってみると、意外に薄くてそのくせ重いです。同じくBNN刊の3D本とページ数・厚さ・重さを比較してみるとこんな具合です。

ページ数厚さ重さ
C4DR9 SUPER GUIDE464 P18 mm955 g
3DCG Magic236 P18 mm635 g
2Dから3DCGをつくる320 P24 mm855 g

050922_c4dbok_1.jpg

 ページ数が「3DCG Magic」の2倍あるのに厚さは同じ、つまり紙の厚さが半分ってことですね。たしかにページめくってみると紙がペラペラです。高めの雑誌よりよほど薄い紙です。裏が黒だと透けてます。俺の本(´・ω・) カワイソス

 でもまあ、他の本と同じ紙に刷ったら厚さ36mmになっちゃったわけだから多分しょうがないんでしょうなあ。紙薄いからって安いとも限らないし……。あと、えーとね、薄い紙にもメリットはあって、ページが柔らかいんでこんなふうに開いておいても勝手に閉じません。PCいじりながら読みやすいよ……ね? ね?

050922_c4dbok_2.jpg

 紙薄いつっても印刷そのものは非常にきれいですからご安心を。キャプチャの小さい文字から微妙な色のワイヤーフレームまで、見えるべきものは全部見えています。

 あと、サイト表紙と本紹介ページにAmazonのアフェリエイトリンクつけてみました。もし通販で買う予定の方がいらっしゃいましたら是非ご利用ください。僕に160円ぐらい入ります。しかし、印税が8%なのにAmazonにリンク貼っただけで3.25%入るっていうのは腑に落ちない。執筆の正当な報酬が8%、Amazonの販促経費から出る報酬が3.25%。これもやっぱ資本主義経済ってやつでしょうか(くどい)。

投稿者 ヒロツ : 00:05 | コメント (1) | トラックバック (0)

2005年09月14日

CINEMA 4D本の内容紹介 [ CINEMA 4D R9 ]

 CINEMA 4D本の内容紹介ページを作りました。まだ自分でも本の実物は見てないんで、重さ・厚さ・インクの臭さなど物理的仕様については今のところなんともいえません。

投稿者 ヒロツ : 20:06 | コメント (5) | トラックバック (0)

2005年09月07日

9月29日のイベントに出ます [ CINEMA 4D R9 ]

 9月29日のマクソンコンピュータ新製品デモにゲストで出ることになりました。
 MAXONの申し込みページ
 僕は書籍の紹介とR9.5の紹介をやる予定です。つっても単に情報を出すだけならWEBでもできるので、生出演ならではのことができないかと思案中です。東京国際フォーラムで僕と握手!!

投稿者 ヒロツ : 15:16 | コメント (9) | トラックバック (0)

2005年09月05日

R9.5demo [ CINEMA 4D R9.5 ]

 R9.5のdemo版が配布されてますね。早速Kurosawaさんのブログに試用レポート上がってます。
 僕のほうは結局2つしかネタ披露しないうちにデモ出ちゃったけど、まあ今後もマイペースでネタ出していこうかと。

 とりあえず面白い小ネタを。

・コンスタントシェーディング(線なし)
 線なしモード追加。
・Mouse Move Activation
 従来、ショートカットキー(Ctrl + NとかDeleteとか)はアクティヴになってるウィンドウに効く仕様だったけど、R9.5ではマウスポインタのあるウィンドウで効く。いちいちウィンドウタイトルバーとかをクリックしなくてもマウスポインタだけさっと動かせばいいのでラクチン。
・Ctrl + Tabでフルスクリーンモード
 マウスポインタがあるウィンドウをフルスクリーンに拡大して他を隠す。エディタビュー以外でも、大抵のウィンドウで使える。XpressoとかF-Curveとか、一時的に大画面で使いたいようなのに便利。実はレイアウトの切り替え自体もかなり速くなってる。
・ダブルクリック色々
 オブジェクトの名前変更はインラインに。テクスチャタグをダブルクリックすると属性マネージャではマテリアルが開く。マテリアルマネージャの空白部分をダブルクリックすると、新規マテリアル作成。
・レンダリング設定の保存/読み込み
 まあ、いままでできなかったのがおかしいんだけども。ほかにも「プリセット保存/読み込み」ができるようになったとこがあちこちに。
・32bitレンダリング/露出/ガンマ設定
 HDRやOpenEXRなどのハイダイナミックレンジイメージの保存、画像表示ウィンドウでリアルタイム補正が可能に。レンダリングオプションにも「露出」と「ガンマ」が追加。
・特殊効果/カラーマッピング
 レンダリング時の色補正だけど、レンダリング結果を画像に丸める前に処理されるので、劇的な補正をやってもアンチエイリアスが飛んだりしない。ただ、毎度レンダリングしないと結果が見れないので実用度でいうとやや疑問ではある。
・レンダリングタグのレイトレースオプションが詳細に
 レイトレースのオンオフが透過/屈折/反射に分かれ、オブジェクト単位での指定も可能に。これで透過オブジェクトのアルファチャンネルの問題も解決。
・Photoshopファイルのレイヤー選択
 テクスチャに読み込んだPhotoshopファイルは、「レイヤセット/選択...」で中のレイヤーをオンオフできるようになった。ただし、これを使うと調整レイヤーなど単純なビットマップでないレイヤーは無視されてしまう(BodyPaintのPhotoshop互換機能と同等と考えるといいかも)。
・スクリプトマネージャ
 COFFEEスクリプトを書いて即実行できるウィンドウ。ただ、操作ヒストリーの記録/再生ができるようにはなっていないので、自分でCOFFEEを書ける人でないと使えない。こんなところでShadeに負けてると非常に悔しいね(笑)
・オブジェクトマネージャの検索で日本語が通る
 R9.1までは日本語が通らなかったが、R9.5では通る。
・英語モードで日本語が表示できたりできなかったり
 Windows版は英語モードでも日本語オブジェクト名が表示できるようになったんだけど、Mac版は相変わらずダメっぽい。Unicode関係で何か違うのか、あるいは環境に依存するのかも。
・画像表示ウィンドウに「ペースト」
 だから何って感じだけど。

 やや注意が必要なのはエリアライト/シャドウと拡散屈折/鏡面反射。大幅スピードアップに伴いサンプリングのアルゴリズムが変わっているので、ファイルの互換性は完全ではない。旧バージョンのファイルをR9.5でレンダリングするとわずかだが結果に差が出る。また、設定の内容も変わっている。エリアライトは全く別物と思ったほうがいいぐらい違う。エリアシャドウは品質設定が従来「%」だけの設定だったのが、最小/最大サンプルと「%」になっており、「%」は上限が100%になる(従来は100%超も設定できた)。拡散屈折/鏡面反射は設定項目は同じだが、より小さい「%」でボケるようになっている。旧バージョンのファイルは自動変換されるが、R9.5で新規作成するときは旧バージョンと同じ感覚で設定するとボケすぎになる。

投稿者 ヒロツ : 16:20 | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年09月03日

CD IK Tools 1.3 [ CINEMA 4D Plugins ]

 cactus3d.com
 CD IK Toolsがアップデートされて1.3に。

・IK/FK Blending
 従来IK/FKはSwitchでオンオフだけだったのが、Blendスライダでコントロールできるように。
・CD Spinal(背骨)にTwist Attribute
 背骨にTwist(ひねり)のパラメータが追加されたので、コントロールオブジェクトを回してひねる必要がなくなった。
・CD Quadleg(四つ足) IK
 四足動物の脚用IK。犬や猫の脚は人間でいうとカカトに相当する部分が常に浮いているので、脚のIKではボーンが3つコントロールできないと困る。これはそれに対応するもの。

 サンプルファイルにNewIKBobとNewIKDogが入ってるので、ソレをいじればすぐわかるかと。

投稿者 ヒロツ : 17:36 | コメント (2) | トラックバック (0)

qG2通販開始 [ CG・いろいろ ]

 うちにも届いたので鼻血が出ない程度のペースで観賞させていただいたわけでありますが

 レ ベ ル 高 杉
 
 いやもう、マジで

 み ん な チ カ ラ 入 れ 杉

 この内容で1パッケ1000円ってあり得ないですよ。ワンフェスのお客はリアル模型者だから通じにくかったかもしれないけど、3D者ならコレの価値はわかるはず。義理人情とか関係者乙とか抜きで本当におすすめです。

 ちなみに僕のやつ含めて「.mmz」で収録されてるのがいくつかありますが、「.mmz」の正体はZIPアーカイヴなので拡張子を「.zip」にして解凍すると.mqoとテクスチャファイルにばらせます(大半は「.mme」なのでばらせません)。つっても僕のやつはポリゴン細分化してるしテクスチャもベイク時に自動展開でコナゴナになってるんであんまり参考になりませんが……。

投稿者 ヒロツ : 15:58 | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年09月01日

SKY [ CINEMA 4D R9.5 ]

 R9.5の新機能、「SKY」。プラグインメニューからSKYを作成すると、SKYオブジェクトとSKY用の環境オブジェクトが作成される。

050901_sky_11.gif

 で、SKYオブジェクトをダブルクリックすると「SKYマネージャ」が開く。SKY用の「属性マネージャ」というべきもので、プレビューウィンドウがついている。SKYの設定はここで編集でき、環境オブジェクトについている「SKYボリュームマテリアル」のほうもここの設定を共有しているようだ。

 Sketh and Toonのようにユーザーレベルが3段階になってて、「上級」にすると設定項目がものすごく多いので途方に暮れそうになるが、「ビギナー」タブだけ設定すればとりあえず使える。最初から数種類の「天候」がプリセットされていて、メニューから「天候」「時間」「都市」を選ぶだけで、大雑把な天空シミュレータのようなものとして使える。

◆太陽

 太陽(と月)になるライトはSKYに含まれていて、デフォルトでは日時と場所から自動的に配置される。任意の位置を設定したり(「星」タブ)、オブジェクトのライトで置き換えることも可能。
 マネージャの左端にある「太陽光線」は空中に見えるSunbeam、いわゆる天使のはしご(Angel's ladder)のことで、ライトのことではないので注意。

◆2D雲

 SKYマネージャにある「雲」はノイズシェーダをレイヤで重ねて頭上の無限平面に展開した「2D雲」だ。天球ではなく平面なので地平線付近でパターンが圧縮されて2Dなのがばれるわけだが、「ロールオフ」設定によって地平線付近を塗りつぶしてごまかしている。

 使えるノイズパターンはCINEMA 4Dに元々ついてるノイズだけなので、「いわし雲」とか「ひつじ雲」とかいうのをイメージしてそこに追い込んでいくのはかなり難しいと思う。ちゃんとリアルな雲を表現できるようなフラクタルパターンを作らずに標準のノイズの流用で済ませてしまったのは失策じゃないだろうか。

◆プリセットの「空」が50種類

 プリセットにはビギナータブの「天候」のほかに、「空」のプリセットが50種類ついてくる。コンテンツブラウザ(これも新機能、Photoshopのファイルブラウザに似てるが.c4dをプレビューできたりする)でプレビューを見て選んでロードできる。「天候」は2D雲などのみの設定であるのに対して、「空」はそれ以外の設定もすべて含めたSKYオブジェクトと環境オブジェクトのプリセットになる。

 マニュアルを読むよりは、このプリセットの設定を見て何がどうなってるのか研究するほうが早そうな感じがする。

◆SKYに置く画像オブジェクト

 SKYでは空に画像をオブジェクトとして配置することができる。プリセットにあるマンガみたいな空は、画像ファイルのマンガ雲やマンガ太陽を配置したものだ。従来の空オブジェクトに絵を描くよりは自由に配置できそうではある。

◆使用例

 プリセットからテキトウに選んでレンダリングしてみたもの。写真と比べるとリアリティないが、従来は空の表現に関してはCINEMA単体では「手も足も出ない」状態だったので、大進歩かも。当然だけど、GIには空の色・明るさがちゃんと反映される。

 時刻が日没近くになると太陽の照明も色が変わってくる。なんか、黄色すぎな気がするけど、内部的に何がどうなってこういう結果なのかよくわからない。物理学的な根拠とかあるのかなあこれ。任意の色を設定することもできるので、夕陽の色なんかは自分で合わせたほうがいい気がする。

 マンガ空はGIでなくアンビエント・オクルージョンと組み合わせてみた。でも普通に考えると、こういうのは後から合成したほうがいいと思う。

◆3D雲

 3Dのオブジェクトを配置して雲を作ることもできる。オブジェクトをボリュームで満たして雲にしたり、「雲ツール」だとブラシでペイントするように空に雲を置くことも。

 3Dボリューム雲作成ムービー

 でもこの機能、正直いうと実用になるかどうかかなり疑問。
 まともな雲を表現しようとすると雲を厚くしてボリュームシェーダのサンプルもかなり上げなきゃいけないんだけど、そうするとかなりメモリを食うらしく、あっさりメモリ不足のアラートが出たりする。結局、すすけた綿菓子みたいなヘボい雲しか作れなかった。
 あと、スケールの問題が謎だ。たとえばmm単位で作ってる建物と同じシーンファイルにリアルサイズの3D雲を配置する意義は全くないので、3D雲とつり合うシーンというと巨大空中戦艦が雲に突っ込むとかいうんでないと使いどころがないはず。

◆フォグ

 SKYのフォグはちょっと面白い。環境オブジェクトやマテリアルのフォグ(霧)より高機能になっている。ボリュームシェーダで表現されていて、地面からの高さを基準に密度を変えたり、ノイズをかけたりできる。設定もボリュームライトに似ている。
 これはいわゆるグラウンドフォグ。フォグは地面から高くなるほど薄くなり、さるぞうの頭の上あたりではもうほとんど消えている。ノイズはアニメーションもできるんだけど、風で流れるようなのは上手くいかなかった(謎)。

 このフォグはSKYの一部としてしか使えない。環境オブジェクトにもフィードバックすればいいのにな。

◆結論

 プリセットの流用で済む範囲であれば便利に使えそう。設定項目がいっぱいある割には制約も多く、そもそもマニュアル読んだだけじゃ使い方がよくわかんねえので、イメージした空をちゃんとその通り作れるという確信がないまま作業することになる。そこそこの出来でいいやという状況でないとコレに頼るのは心許ないというのが正直な感想。まあ独立モジュールでもないんで、これ自体でお金とれる出来だとはMAXONも思ってないってことだろう。こだわるんであれば、HDRI写真素材とか、Ozoneを導入したほうがいいんではないかと。

投稿者 ヒロツ : 19:04 | コメント (4) | トラックバック (0)