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2005年08月29日
CINEMA 4D本 [ CINEMA 4D R9 ]
僕が書いたCINEMA 4Dの解説本が出ます。
BNN新社の紹介ページ
フルカラーで464ページという大ボリュームになってしまったので値段が5040円です。たけー
MAXONのほうでキャンペーンをやっていて、CINEMA 4Dをバージョンアップか新規購入するとただでもらえるらしいので、そっちのほうがお得かもしれません。
MAXONのキャンペーン
肝心の内容ですが、題材はフォトリアル静止画のみに絞り込んでいて、そのぶん初級から上級までの幅広いユーザーレベルをカバーして、やたらめったら詳しい解説になっています。途中経過も含めてシーンファイルをCD-ROMに収録しています。対応バージョンは基本的にR9.1で、R9.5についてはちょっぴり紹介している程度です(操作上はほとんど違いないですが)。版元の紹介が情報量少ないので、そのうち僕のほうで紹介ページでも作りますね。
投稿者 ヒロツ : 15:48 | コメント (9) | トラックバック (0)
2005年08月21日
エウレカセブン 17〜18話 [ アニメ ]
17話 スカイ・ロック・ゲート
リフレクションパネルの原料がスカイフィッシュであることが判明。なるほど〜 スカイフィッシュはトラパーの海を泳いでるのか。パネル職人に軍から発注が来なくなったというのは、人工的にゼロからリフレクションパネルを生産する技術が開発されたということなんだろうか。前に軍がコンパクドライブの量産を始めたとかなんとか言ってたのと関係あるのかな。
ストーリー的には前進せずに掘り下げる回。こういうの入れられるのは4クールものならではだな。レントンとエウレカの関係ほか、人間ドラマの部分をまともに描けていてそれなりに面白かった。しかしロボットアニメとしてはどうかなコレ。
18話 イル・コミュニケーション
LFO発掘現場がようやく見られた。埋まってるLFOが死につつあるというのは、トラパーが枯渇してるのと関係あるんだろうか。ナマのLFOはずいぶん生き物っぽいが、あれにいろいろメカ部分をくっつけたのが運用されてるLFOなのかなあ。
エウレカがますますダウナーな感じに。レントンとのすれ違い具合も絶妙っていうか、とにかく主人公にとって都合がいいヒロインを供給するっていう萌えキャラ商売の原則に真っ向から逆らうチャレンジャーっぷりに敬意を表したい。レントンとエウレカだけでなく、ゲッコーステイト自体が総体としては「他人の集まり」でしかないことがかなり冷徹に描かれてて、これまたテレビアニメとしては冒険じゃないだろうか。子供が自分の家庭を出てから大人として新しい居場所を見つけられるまでの不安定な時期=思春期にある視聴者に向けて、「新しい居場所はちゃんと見つかるよハッピーハッピー」みたいな楽観的なメッセージを送るのが普通なのに、あえてそういうのを否定して「他人の集まりなんだからそうそう上手くいくわけねえじゃん」ってやっちゃうのは、もう娯楽の範疇から逸脱してしまってる。もっとやれ(・∀・)
ホランドの格好悪さもリーダーとしては破格だけど、あれはあれで非常に人間味がある。ゲッコーステイトの中ではおそらく最も事態の核心に近く、世界の命運プラス個人的な事情で恐ろしく大きなプレッシャーを受けてるはずなので、あのぐらい荒れても仕方がない。平然とヤバイことをやらかしそうなデューイの狂気と比べると、ホランドが荒れてるのはある意味では正気であることの証明ともいえる。
1クールめは脚本がハズレというか、脚本書いてる本人も全体像が見えてないっぽいチグハグな回が多数あったんだけど、ここんとこは整合性が取れてきてる感じ。登場人物に感情移入しないままで楽しめないとダメな感じの、客を選ぶ作品になってしまってるけども、それはそれで面白いのでこのまま突っ走っていただきたい。
オープニングに出てくる赤青男女コンビは「ビームス夫妻」で、ダンナのほうは「チャールズ・ビームス」っていう名前らしいが、てことはヨメのほうの名前は「レイ」?
投稿者 ヒロツ : 18:30 | コメント (2) | トラックバック (0)
2005年08月19日
スイカガールmmv [ CG・制作進行中 ]
今週末のワンフェスに出る「quteGeometry2」に僕も参加させていただいております。僕が今回出したのはこれです。スイカガール。シェーディングはCINEMA 4Dのトゥーンをベイクしてテクスチャとして貼り付けたもので、mmviewerのカスタムシェーダは使ってません。輪郭線も反転エッジです。
こっちはぐりぐり中のキャプチャムービーです。画面がガタガタしてるのはキャプチャが追いついてないせいで、実際はスルスルと動いています。
まあ僕のコレはたいしたことないですが、他の参加者の作品はどれもスバラシイので、ワンフェス行かれる方は迷わず「イチゴとメロン両方ください!」と言ってゲットしちゃってください。
投稿者 ヒロツ : 16:35 | コメント (0) | トラックバック (0)
2005年08月06日
アンビエント・オクルージョン [ CINEMA 4D R9.5 ]
R9.5の新機能、[アンビエント・オクルージョン(Ambient Occlusion)]について紹介。
まず、元からある「汚し(dirt)」と同じじゃねえの? と誰もが思うはず。ある意味その通りで、原理は全く同じもの(詳しくはググれ〜)。ただし、実装の仕方が大幅に改良されており、クオリティ/スピード/自由度等、実用レベルでは別物といっていい。「面白いけど使えない」機能だったものが、ちゃんと実用になる機能に進化している。
実際に「dirt」と「AO」のクオリティを比較してみよう。どちらもカラーチャンネルにシェーダとして入れたマテリアルを全てのオブジェクトに適用し、環境光100%・ライト無しでレンダリングしている。「dirt」のほうは凸エッジや引っ込んだカドに白いアーティファクトが発生していて、一見して使い物になるクオリティでないのがわかる。一方「AO」のほうは完全にスムーズ。レンダリング時間も「AO」のほうは半分で済んでいる。
シェーダのパラメータも多くなっている。「AO」では陰影に対してグラデーションでカラーを設定でき、「計算精度」「最小/最大サンプル数」によって柔軟に品質対時間のトレードオフができるようになっている。

「AO」はシェーダとして使うほか、シーン全体に適用することもできる。この場合、「シーンに適用」でレンダリング画像に直接合成する方法と、マルチパスで独立したチャンネルとして取り出し(デプス等と同じように)後処理に使う方法がある。AOのパラメータはシェーダと全く同じ。

疑似的なグローバルイルミネーション効果としてAOを使う場合、まず環境光を強めに出して暗部の明度を引き上げておき、そこにAOが乗算合成されてバランスがとれるようにする。
AOはGIと違って、ライトやマテリアルを反映しないので、環境チャンネルと上手く組み合わせる等の工夫をしないと、シーンによっては全く辻褄が合わない結果になる可能性がある。また、オブジェクトの物理的スケールとAOのレイの届く距離が合っていないと良好な結果が得られないため、シーン全体に同じ設定を適用して上手くいくケースは少ない(上の例でも大きめのオブジェクトでは陰影が足りていない)。どちらかというと、独立したチャンネルとして取り出せる、あるいはシェーダとして好きなように使えるといった自由度のほうにメリットがある感じ。GIがシミュレーション指向でオートマティックな道具だとするなら、AOはアーティスト指向でマニュアルの道具ということになると思う。
投稿者 ヒロツ : 11:39 | コメント (1) | トラックバック (0)
2005年08月04日
CINEMA 4D R9.5 [ CINEMA 4D R9.5 ]
既にCGTalkでも情報解禁になってます。
R9.5 review:C4D portalのR9.5レビューへのリンク等
9.5 Area Lights + GI = Happiness:R9.5の新エリアライトを使った画像等
Please ask your 9.5 questions here:MAXON社員が自ら質問を受け付け中! 社員乙⊂ ̄ェ ̄⊃
実は僕もベータテスターなんだけど、もう画像とか情報とか出してもいいそうなので、ここでもぼちぼち出していこうかと。
とりあえず、ざっと全体をみてみると、R9.5の目を引く新機能・改良点はレンダリング関係が中心。R8.5→R9はモデリング関係が中心だったから、これでバランスがとれたと見ることもできる。ただし、今回もまたGIは手付かずのままで、レンダラー全体としてはマイナーな改良にとどまってしまったので、同時期に発表されたfinalRender stage-2のインパクトに比べるとかすんでしまうのもまた事実。
一方で、全体的なワークフローの改善も相変わらず行われているので、毎日仕事で使っているような人はバージョンアップしといて損はないはず。R9→R9.5が35,000円だから、次のメジャーバージョンアップが一年後としたら1日100円という計算。さすがに1日100円分は回収できるよ。
個別の機能についてはいずれボチボチと紹介したりしなかったりします(気分と暇次第)。なんかリクエストあればどうぞ。まだよくわかってない機能も多いけど、できる範囲で紹介します。
投稿者 ヒロツ : 21:30 | コメント (4) | トラックバック (0)