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2005年01月16日

ブーリアンと面取り [ CINEMA 4D R9 ]

 C4Duser.comで話題になってたので興味があって自分でも試してみたもの。

 CINEMA4Dのポリゴンの「ベベル」、ポリゴンのカドを面取りできるんだけど、面取りする範囲のポリゴンの大きさが十分にあって、並び方もそれなりに揃っていないときれいに面取りできない。
 曲面対曲面のブーリアンで穴開けした場合、たいていはブーリアンの境界周辺のエッジがかなりグチャグチャになってしまうので、面取りもうまくいかない。

 チューブを円柱で穴開けする(上左)、エッジがぐちゃぐちゃに(上中)、ベベル幅より細いポリゴンがめり込み、かかってるベベルもねじれ気味(上右)。

 そこで、ブーリアン処理を2段階に分けて、ベベルをかけるエッジの周囲でポリゴンがきれいに並ぶようにあらかじめ細工しておくことにする。

 チューブとチューブでブール(上左)、ブールを「積」で/正面のエッジはぐちゃぐちゃだがチューブが持っていた同心円状のポイントは残っている(上中)、不要なエッジとポイントを削除/エッジを張り直す(上右)。

 整理したポリゴンを「差」で穴開けしたポリゴンと結合/つなぎめのつじつまを合わせる(上左)、あらかじめ整理してあるポリゴンはベベルできれいに面取りできる(上中)、レンダリングしてみたら縦に細長いポリゴンで面が歪んでた……(上右)。
 面の歪みはブーリアンで抜く本体のチューブの上下方向の分割数を多くして、やたらと細長いポリゴンができないようにしておけば、それなりに解決できる……はず……たぶん……。

 で、実を言うと僕自身はそういう面倒なことはやらない予定(オイオイ)。だってRhinoあるもん。
 RhinoことRhinoceros3DはNURBSモデラーなので、ポリゴンモデラーと全然違う。ブーリアンで穴開けしたり交差させたりしているエッジをフィレットできれいに丸められるのは当然。

 ポリゴンモデラーを見慣れた目でRhino上の表示を見ると「なんじゃコリャ? 線つながってないじゃん」と思う(上左)、CINEMA4DへはWavefrontOBJフォーマットでインポート(上中)、ケロっときれいにレンダリングできる(上右)。
 WavefrontOBJはポリゴンの法線情報を含むことができるので、Rhinoから書き出したポリゴンにはNURBSだったときの法線の向きを維持するように補正がかかっている。CINEMA4D上では「法線タグ」がつく。法線タグのおかげで見た目ムチャクチャに割られていても面は意外に歪まない。ただしポリゴンを編集するとタグが無効になってしまう。またCINEMA4D自体は法線タグを生成できない。

 Rhino買ったはいいけどその後メカものを全く作ってないので持ち腐れてる。ポリゴンモデリングで精密な曲面を作るのはすごく大変(というか無理)という判断で導入したものなので、そのうちそういうのを作る機会があったら是非使おうと自分に命令。

投稿者 ヒロツ : 2005年01月16日 05:21

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