« やねうら六角データ | メイン | ヘルシング(7)/平野耕太 »

2005年01月12日

MGS3日記(7) [ ゲーム ]

 去年のうちにクリアして記事も書いてあったんだけど、なんかストーリーがピンとこなかったので、エンディングだけやり直そうかな〜とか思ってるうちにズルズルと今日まで。区切りがつかないのでとりあえずメソ日記更新。

 クリア時間は21時間ぐらい。称号は「IGUANA」。詳細は不明だけどヘボい称号なのは間違いないはず。

 ストーリーはMGS1、2につながるアレやコレが明らかになったり、MGSバージョンの裏の世界史が描かれたりイロイロ。でもそのへんの話はゲームの進行と関係なくイベントで伝えられるだけなので、なんか主人公おいてきぼりな感アリ。「軍人は政治に翻弄されるのみだ」みたいな台詞もあったから、それはそれで作り手の意図通りなのかもしれない。ここいらへんのネジレた感じは、軍ネタ主軸でありながらストーリーは反戦メッセージであるという、MGSの抱える宿命的なものだと思う。

 ザ・ボスが何考えてるかさっぱりわからんというのは、ラストあたりで真実が明かされてようやくスッキリする。一方で、コブラ部隊(中ボス)が扱い軽くて気の毒という感がヒシヒシと。いかにも中ボス戦を数揃えるために出てきただけっていうか、ザ・ボス、あんたはジャックだけが可愛いんだなと。MGS1に比べると、2も3も中ボスのキャラクターが薄いというか背負ってるものがあんまり感じられなくて、中ボス戦終わったときにグッとくるものがない。
 他の脇役も、あんまり存在感がないというか面白みがない。つうかオタコンがいないMGSって、やっぱ物足りないな。ヒロインのEVAは全く好みじゃないのでどうにもこうにも……。僕の好みを抜きにしても、スネークが個性的なのに比べてEVAはあまりにも型通りの女スパイキャラだから、釣り合い取れてないというのは確かなんじゃないかな〜。パラメディックは面白かったけど、ネタ話を聞くのにマメに通信しなきゃいけないし、明らかにストーリーと関係ない面白さだし。
 唯一グッときたのはオセロットかな。あのポーズ(− −)bbとか。ああいうのがいてこそ小島ゲーだよ、やっぱ。

 ストーリー抜きにして、かくれんぼ&戦闘のゲームとしては最高に面白いと思う。僕なんかはヘタレなので、たぶんその面白さの数分の一しか享受できてないんだが、それでも十二分に楽しませてもらえた。もうクリアまで何十時間もかかるようなRPGはどんなに面白くてもやる気にならんので、MGSぐらいに、ほどほどの長さで濃く楽しませてくれるゲームがあると嬉しい。
 新システムのカムフラージュ、食事は、煩わしくなる一歩手前で面白さが勝ってた。上手くバランスとってると思う。RPGのゴールド稼ぎ/アイテム収集に似てるけど、MGS3の捕獲&食事はスネークのリアクションやパラメディックとの会話があるので、単なる数値のやりとりじゃない「実感」としての面白さがある。一方、治療はめんどくさかったな。攻撃を受ける=アイテムを消耗するっていう取引であれば、防御的な消耗アイテムのほうが面白かったんじゃないだろうか。どうせリアリティないんだし。
 敵兵がだいぶ賢くなってるので、みつからずに通過するのは本当に難しかった。でも、特殊なカムフラージュや武器もあるので、有効な戦術を使えばどうにかなるんじゃないだろうか。そのへん、僕はあんまりやり込むつもりはないんだけど、極めようとすれば長く楽しめるはず。

 猿蛇合戦はまだやってないので、そのうちに。あと、見逃したネタがすごく沢山あるので、よさそうな攻略本を買って、二周目をボチボチやろうかな。

 以下ネタバレ。

 負傷したEVAを連れて脱出用の飛行機のある湖を目指す。敵兵がうじゃうじゃいて大変だったが、EVAは戦闘力が高くて足手まといにはならなかった。ここをみつからずに逃げ切るのって、いったいどうやればいいんだろう? さっぱり見当もつかない。
 EVAがすごいスピードでスタミナを消耗するので、敵兵の排除よりEVAに食わせるための食料確保のほうが大変だった。持ってた生食、動物死体は全部腐ってたし。生食が腐るまでの時間はPS2内蔵時計でリアル時間を見てるとかいう話。セーブして丸一日経って再開したからそういうことになったのか。でもEVAの食事リアクションはなかなか面白かった。ニシキヘビとか……。

 湖にたどり着くとザ・ボス戦。爆撃が来るまでの10分制限。またスタミナキルで倒すことにしたんだが、麻酔銃がぜんぜん当たらない。たぶんCQCで倒して寝てるところを撃つとかそういうハメ方があるんだろうけど、そんな腕はないし。とか言ってるうちに時間切れでボスと心中してしまう。ストーリー的にはこれはこれでいいような……。2度目はヴォルギン戦を思い出して麻酔ハンカチに切り替える。これがすごい効果で、今度はあっさり倒せた。結論:MGS3最強武器は麻酔ハンカチ。……EASYだからかも。

 そしてエンディングに至る一連のイベント、これがものすごく長い。エンディングクレジット後の恒例「オセロット電話」もまた長い。まあMGSシリーズ完結編なので、このぐらいのボリュームはあって当然かも。でも正直あんまりグッとこなかった。裏世界史とか政治に翻弄される軍人のさだめとか、そういうのにウェイトが行ってて、個々の登場人物についてはあんまり深く描かれてなかったからかな。

 電撃PSのMGS3DVDにあったインタビューで、小島監督自身はMGSから手を引いて、以後は若いのが後を継ぐみたいなことを言ってたが、どうなるんだろう。ACIDみたいにMGSのイレモノだけ引き継いだ派生ゲーが出てくるってことなんだろうか。小島監督本人には、次は軍モノじゃなくてSFをやってほしいな。

投稿者 ヒロツ : 2005年01月12日 01:40

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://kowloo.net/hirotsu/mt/mt-tb.cgi/79

コメント

コメントしてください




保存しますか?


※URLが多数含まれているとコメントスパムとみなされることがあります
※投稿後すぐにコメントが反映されない場合はリロードしてみてください