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2004年12月23日

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 [ 映画 ]

 劇場で観たんだけどDVDも買った。安いし。

 前作「秘密の部屋」がグダグダだったので監督が交代したのも納得。その甲斐あってか、本作はまともな仕上がりになってる。
 原作が長大なのでそのまま映画化するのは当然不可能で(特典ディスクのインタビューで「そのまま映画化したら16時間になる」つってた)、中核になる事件だけ残してあとはザックリ削られてる。それでもまだ相当に舌足らずというか駆け足の印象は否めない。映画の前2作を観ていないと何が何だかわからないだろうし、ストーリーの全体像が気になるなら原作を読めというぐらいの飛ばしかたになってる。それでも映画としてまともだというのは、見せる部分についてはきっちり見せて、見せられないところは完全に捨てるという選択ができているからだ。「秘密の部屋」では全体をまんべんなく映像化しようとして描写が一様に薄っぺらくなってしまうという失敗をやらかしてたのだが(演出もしょぼかったけど)、「アズカバンの囚人」ではそういうことがない。映像的な快楽という点で、この2作には段違いの差がある。
 美術や衣裳にもかなり変更がある。まずホグワーツの構造からして結構変わった。これはクライマックスでの、医務室からホグワーツ各所を回って医務室へ戻るというシークエンスを映像的に確立するためだろう。衣裳は皆「生意気」になっている。日本語で「十代」というとわかりにくいが、英語で「Teenage」というのは13歳から始まっているわけで、ホグワーツでいうと3年生からがティーンエイジャー。役者も急に大人びてきたので(ネヴィル背のびすぎだ)制服を着崩すのもさまになっている。映画としてのトーンが大幅に変わってるので、変に前2作を踏襲しないで好き勝手やったのは良かったと思う。
 気に入らなかったのは2つだけ。ルーピンはもっと繊細なタイプのほうが良かったな。あんな自信満々のオヤジじゃなくて。ファイアーボルトのデザインがかっこわるすぎ。ニンバスを黒くするぐらいでよかったのにゴチャゴチャ部品つけすぎだ。

 特典ディスクはたいしたことない。未公開シーンのみどころはハーマイオニーのださださパジャマぐらいだろう。インタビューはありきたりなことしかしゃべってないし、インタビュアーが鬱陶しいので、ハーマイオニーたん(*´Д`)ハァハァな人がエマ・ワトソンのブラウスの胸元にどきどきするぐらいか。

投稿者 ヒロツ : 2004年12月23日 16:19

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