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2004年11月29日
Sketch and Toon:線のアンチエイリアス [ CINEMA 4D R9 ]
絵の背景を真っ白にするために、床の部分に特殊なマテリアルを使うことがある。
具体的に言うと、
・カラーが白
・発光に影に使う色
・レンダリングタグで「背景に合成」オン
というような設定。ライトが当たっている部分は輝度が飽和して真っ白になり、影の部分は発光の色がそのまま出る(環境光を使わない場合)。
Sketch and Toonを使ったブツ単体のイラストの場合も完全白バックにしたいことがよくあり、上記の設定を使っていたのだが、どういうわけか輪郭線の、白バックと隣接する部分だけが、削り取られたように荒れていた。
で、ふと思い出したのがShadeのPSD書き出しプラグインのアンチエイリアスの処理。輝度が飽和している部分の周囲にジャギーが出ていて、どうも8bitに丸める前の輝度でアンチエイリアスをかけているっぽかった(今のバージョンはどうなってるか知らないけど)。
もしかしてSketch and Toonもソレかよと思い、上記の白が飽和するマテリアルではなく、シェーダプラグインの「Shadow Catcher」(後述)を使って光と影を切り分け、白が飽和しないようにしたマテリアルを使ってみた。

白が飽和していなければ線が荒れない。
Shadow Catcherを使うんなら背景無しでストレートアルファで抜いて後から白バックに乗せればいいような気もするけど、白バックに限らず輝度が飽和した部分があると輪郭線のアンチエイリアスが荒れるというのは覚えておいたほうがよさそうだ。
他にもSketch and Toonには、通常のレンダリングとは違う「お作法」が必要になることがいろいろある(そもそも、上記の例でなぜ床にSketchマテリアルのCelシェーダを使わないかというと、レンダリングタグの「背景に合成」が効かないからだ)。そういう、細かいけど実際の制作では結構落とし穴になるようなことが、マニュアルには書いてないし、どうもネットでも話題になっていないようだ。使ってる人少ないのかねえ……。
※シェーダプラグイン「Shadow Catcher」
MAXONのPlugin Caféで検索するとみつかる。ライトが当たっている部分と影の部分をスパッと白黒に塗り分けるシェーダで、アルファに適用すると、地面の影が落ちている部分だけを残して切り抜いたりできる。ただし、CINEMA4Dの仕様の問題で、背景オブジェクトや空オブジェクトがあるとアルファがきれいに抜けないようだ。合成素材を取るために使うんなら背景無しでいいはずなので、特に問題ないと思うけど。
投稿者 ヒロツ : 2004年11月29日 23:56
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