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2004年10月04日

マリみて「特別でないただの一日」 [ 読書 ]

 ダレている。なんというか、最初の4巻あたりのきちんと練られている構成と比べると、最近のは出来上がっている装置をただ回しているだけという印象がある。登場人物が多くなった分、ひとりひとりについての書き込みも薄くなってるし、後から登場してきた人物ほど奇抜な人物造形になってるのは、キャラクターデザインのネタ切れか。新一年生より卒業生のほうが格段に魅力的っていうのは、世代交代があるシリーズものとしてはかなり危険な兆候なのではないだろうか。現役生徒の学校生活より元薔薇様の卒業後の生活の方がずっと面白そうだし。
 あと、トラブルメーカー的人物を使うならもうちょっと慎重にやったほうがよかったんじゃないだろうか。その人物に魅力があれば「放っておけない人」ってことで愛されるけども、そうでない場合はただの「迷惑な変人」ということになるわけで。新一年生でいうと、ドリル(仮名)はいつのまにか前者に化けちゃったみたいだが、ジャンボ(仮名)は何をどうやっても後者にしかならん。気の毒だとは思うけどなるべく関わり合いになりたくないタイプです。こういう人物を使って強引にストーリーを転がしてきたツケを、そろそろ払わされることになるんじゃないかな。とかいって、あっさり切り捨てられて居なくなっちゃったりして。

投稿者 ヒロツ : 2004年10月04日 22:15

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